第478話 【番外編】アマビエさん、にやつく
それからの僕の釣果をまとめるとこうなる。
シャツ。
人面魚。
シャツ。
妖精マグロ。
シャツ。
シャツ。
「……この場所、呪われてません?」
「そんなことありませんよ。私は普通に釣れてますから」
すますセンセイの後ろで、「くくくくく」という忍び笑いが聞こえてくる。アマビエさんが、後ろから笑いをこらえているのがすぐに分かった。
「アマビエさん! 僕が最大レア釣っても、分けてあげませんからね!」
「くくく、釣ってから言え」
「くそおおおお!!」
薬局に続き、ゲームでも最下層になりそうな予感がしてきた。僕は頭を振り、気持ちを切り替える。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます