第446話 【番外編】アマビエさん、味噌好き
「餃子には味噌である」
「そうでしたっけ」
アマビエさんが大量にタレをつけようとするのを押しとどめながら、クタベさんが首をひねった。
「どちらかというと、醤油タレにラー油のイメージでしたが」
「全国的にはそうですね」
「ここら辺は味噌多いよね。有名なお店は大体そうだし」
一軒の店が始めた味噌ダレが徐々に広まった、という説が有力である。外から来てびっくりする人も多いが、食べてみるとやみつきになる味だ。
「ということで、今度クタベさんもどうぞ」
「そうするわ」
「……そしてクタベも贅肉がつく」
アマビエさんが嫌な呪いをかけた。
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