第402話 【番外編】アマビエさん、訝しむ
それはクタベさんも同様で、眉間に皺を寄せていた。
「私も書籍や映像はたしなみますが、その方面は不勉強で……」
「じゃあ、是非。最近のゲームはすごいですよ。映画の中に自分が入ったみたいな感覚を味わえますから」
家にいながら、お出かけ気分。活動が制限された今の状況では、ベストな選択だ……と心の中で密かに言ってみる。
「ジャンルはアクション? RPG?」
妹は僕と一緒にやっていたので、ゲームにも理解がある。
「いや、『そだて じんがいのしま』。この前新作出ただろ」
「うん。それは知ってるけど、あれ大人数じゃ無理じゃないの」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます