第401話 【番外編】アマビエさん、ゲームはお好き?

 アマビエさんが悶絶する。さすが常識がある妖怪三体タッグ、隙が無い。


「で、今日は何をするのだ」


 一気に死んだ目になったアマビエさんが聞いてきた。


「ゲームですよ」

「げえむ?」

「スマホにもいくつか入ってるでしょう? 楽しく遊ぶためのソフトです」

「やったことはないな。目が痛くなる」


 アマビエさんはまばたきをする。ブルーライトは妖怪にも有害なようだ。


「今日はテレビでやろうかと思って。離れても見えるくらい画面が大きいですから、アマビエさんも楽しめると思いますよ」

「そうか?」


 まだアマビエさんは半信半疑、といったようである。

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