第351話 アマビエさん、自慢げ
みんなが顔を青くしている中、アマビエさんは胸を張りながら薬局へ入ってきた。……もちろん、鳥も一緒に。
「皆、元気か」
「はあ……」
「こちらはヨゲンノトリだ。仲良くな」
「ヨゲンノトリです! よろしくお願いします!」
双頭の白い方が喋った。
「アマビエさんの……お友達なんですか」
「んなわけねーだろ、アホか」
黒い頭が毒を吐く。
「ああ、ごめんなさい。私は、管理栄養士です。アマビエさんの健康管理を担当しています」
「ごめん、色々と情報が多すぎる」
【薬局あるある】一気に話をされると、頭がついていかない……こともある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます