第280話 アマビエさん、まだこだわる
「フレッシュである」
「大事なことだから二回言いましたね、よしよし」
事務の子に頭をなでてもらって、アマビエさんは落ち着いた。
「そうそう。大事なことといえば」
クタベさんが僕に向き直った。
「後期高齢者保険は、広域連合が管轄しています。ですが、全ての仕事をここがまかなっているわけではありません」
「え、そうなの?」
「市町村が受け口となって、細かい作業を行っています。被保険者証の受け渡し、保険料の徴収、届け出や申請の受付はその例ですね」
知らなかった。僕はメモを取る。
【薬局あるある】仕事を覚えるには、メモが有効。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます