第220話 アマビエさん、スカウト?
「いいですねえ。パートさんですか?」
事務の子も声をはずませる。
「そうなると思う。お昼に入ってもらう形にして、子育て中の人でもできるように」
薬局長の中では、しっかりと計画が練られているようだ。僕は聞いてみた。
「薬剤師の募集になるんでしょうか」
「時給が高いからねえ……事務さんを雇ってもらうことになると思う」
「じゃあ、私の出番ですね。指導のためにマニュアル、見直しておきます」
「頼むよ。それと、アマビエさん」
薬局長に言われて、アマビエさんは背筋を伸ばした。
【薬局あるある】忙しい時間は、パートさんの力で乗り切る!
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