第118話 【番外編】アマビエさん、逃げられない
「やっぱり試練なんだ」
アマビエさんがこぼした悲鳴は、無視された。
「ここまで来たら覚悟決めましょう」
「くそお」
肩を落とした僕たちを、女性陣はエレベーターに押し込んだ。強い、全く敵わない。
受付で訪問者登録をした。住所と氏名を書くのだが、アマビエさんのが地味に気になる。
「アマビエさん、住所って……」
ものすごい勢いで、紙を隠された。しかし、なにやら書いていたのは確かだ。
「シューズとウェアはレンタルできるから、着替えてきてお兄ちゃん」
アマビエさんはどうするのだろうと思っていたら、当然のように女性陣についていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます