千葉県柏市立谷武高校・生徒会の日常

52日目 オーマイゴッド

今日生徒会は5人全員集まり、柄本会長は話を始める。

〈柄本会長〉よし！アゲハ！準備しろ！

〈アゲハ〉え？何の準備ですか？

〈柄本会長〉今からいいものを見せる

〈アゲハ〉え！？ついに！この前いっていたいいものを見せてくれるんですか？

〈柄本会長〉そうだ！

〈アゲハ〉やった！！

〈芽果〉よかったわね！

〈柄本会長〉芽果、二神、坂尾、お前らはどうする？一緒に来るか？

〈二神〉え？でもおれたちもそのいいものに興味あるので、一緒行こうかとおもってますが、なぜ、そんなことを聞くのですか？

〈柄本会長〉え？お前まじでわかってないのか？あいつらだよ？あいつら。知ってるだろ？

〈二神〉え、えーと、よくわからないのですが...

〈坂尾〉え！？まじで？オーマイゴッドくんまじ！？

〈アゲハ〉オーマイゴッドくん...

〈二神〉いや、まったくなにがなんだか...オーマイゴッドくん！？

〈アゲハ〉今さらかよ！ツッコミおせーわ！

〈柄本会長〉お前ほんとに？最近まで、BGFとかで戦ったのに？

〈二神〉？

〈坂尾〉え？まだなにも思いだせないのですか？あの人たちですよ！あの人たち！

〈二神〉？...あっ！く...

二神があの人たちの名前を言おうとしたので、坂尾は必死に「く」のところで割り込んだ。

そして、アゲハにごまかして、二神に怒った。

〈坂尾〉わー！！なにいってるんですか！これでは意味ないです！てか！どんだけ思いだせないんですか！

〈二神〉すみません...うっかり

〈坂尾〉いや、うっかりっていうか鈍感っていうか、鈍いというか、一度頭の中切り開いてみたいわ

〈二神〉こわ！

〈坂尾〉まさに、オーマイゴッド！ですね二神だけに

〈柄本会長〉そういうことだ。あまり時間ないから行くぞ

と、5人はその人たちがいる部室に向かった。

〈坂尾〉ところで、会長？よく僕たちを嫌ってるあの人が承諾しましたね？どうやってアポとったんですか？

〈柄本会長〉ん？

〈坂尾〉会長？ん？ってどういう？もしや！この人！

〈柄本会長〉てへっ！アポってません

〈坂尾〉うわあ...この人最悪だ。これだからあの人たちに嫌われるのでは？

〈柄本会長〉そんなことはない！

〈坂尾〉どうして、そう、俺は絶対にみんなに好かれている！みたいにそんなことはない！って言い切れるんですか？凄いですね

〈柄本会長〉まあな！

と、柄本会長は照れる。

〈坂尾〉褒めてませんよ！

〈柄本会長〉おっと、ついたな

〈アゲハ〉ここですか？

柄本会長はその部室の扉を開けた。

アゲハは眼を見開いた。まるでその人たちの暖かい心が伝わってきたのか、びっくりしたのか？

アゲハにしかわからないが、ただその人たちを見ていた。

アゲハがみた人たちとは？

ー　52 オーマイゴッド　ー　おわり