第3話トランプは笑わないkの13

涼子の、甘い吐息

涼子は、「勇」をサポートするためだけに、造られた存在だ


涼子はそれしか知らないーー「姉」も「弟」もしったこっちゃない


勇は。「神童」天才作成プロジェクトで作られた、合成人間

天才×天才のDNA「合成」でつくりだした「呪術特化」の「合成人間」だ


涼子は、そんな「勇」を見守り、子育てをするためにつくられた、

勇が、世界の人を救えるように


だからーー「姉」と呼ばれる姉妹型生体アンドロイドのことなど知らないし

「弟」と呼ばれる、後釜合成人間も知らない


勇しか知らないーーそんな景色に色がついたのは初めてだった

「涼子ちゃん、これをもっていきなさい」

「涼子ちゃん、今日はぬきー(暑い)よ、体調管理に気を付けて」

「涼子ちゃん、」「涼子ちゃん」

ああ、いやになるー―私は勇しかいないのに、それが使命なのにどうして

「そうか、わかった

一介の凡人としてくらしていくしかない

「そう、思ったら明るくなったんですーーんふふ、」

涼子は、ナフキンで勇のくちもとをぬぐう

「、、、その景色をみせてくださってありがとうございます」

涼子の景色に、勇以外のものを見せてくれたこと

ーーこの村に来るまでの自分たちがいかに性格悪かったかを思い知り、自己嫌悪に陥った、それでも、それを教えてくれたのはこの村に来たから

この人たちにあったから

「ありがとうございます」

その時から好きになりました

「結婚しよ💛」

「だから、早いって」(思考が)


第一章ー第二2節ーー鬼さんこちら



「鬼ーさんこちら、てのなるほうえ、」

どこからか、子供の笑い声がしてくる、

「きゃきゃきゃうふふふ」

そんな中、ナイフをもった子供が出てくる

ーーーみんな、死んで


昔から言われてることがある

王族というものは、性格のいいものがいないと

それは、昔から「極度に甘ったれな生活を送るからか

人がかしずむことが当たり前だからなのか

それ以外にもあるのか


ーーそんな、二人はあざ笑うように、出てくる

「仰せのままに、マスター」「きゃきゃははっ、、、いこうか」

ーー壊れた、二人は歩みだす

英雄えいゆうの器は耐えられないーーだれかを救うという「重みに」

耐えることができない

「、、、どいつも、こいつも、僕に逆らうやつは敵だ」

だって、この力で、のした方が速い

どうせ、だれも、信じられないからーー信じる価値はない

だから、どうせ、壊すくらいしか能がない


ーーかって、天才として造られた我が身をのろうように「七星」とそのマスターは歩きだした

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桃太郎は笑わない 暇の三 @13222uygu

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