第2話トランプの13②

18禁なことは特になかったといっておく、

「涼子は寂しいんです、、もしも、「御役目」さんが死んだら涼子も死ぬからぁーー」

わぁあああんとなく

「キスしましょう、キス」

女の子からのキスはうれしいものだが、家族同然の存在からそんなことされたら

さすがに、引きはがす

「ごめん、お前をそんな風にみたことなかった」

「肉、いれますよ」

「ごめん、やめて」


ーー肉を入れるのだけはやめてほしい、特に豚肉

彼は、「神童」人工製造マシーンのせいで、肉を食べると強制的に、毒が回ったような状態になる

簡単に言うと、しびれる


「ばかー涼子の気持ちを考えてくださいーー涼子は、涼子はずっとピーーーーーを

ピーーーして、ピーーーからのピー――で、」

「ごめんもうやめて」

放送禁止用語がさっきか飛び出している

「、、、ぐす、もう、しないっていってくれますか」

涙で、うるんだ瞳ー家族同然の存在(以下割愛)

「覚えてますかー5歳だったころ小さかったころ初めて

涼子とあったときのことを、涼子そのとき、このひとがお嫁さんになるんだと思ったんです」

「いや、まって」

そもそも、勇は男で涼子は女である

「涼子、その時、正直「うわぁ」と思ったもんですよ、ドン引きでしたよ

これはないわぁ、とでも、涼子旅に出たとき一緒に周りの人を救ったじゃないですか、、、、性格最悪だったけど」

ーー正直、当時の自分の性格最悪っぷりは、人を信じられないところとまともな教育をされてなかったせいもあるから、

自分で勝手に性格悪くなったわけじゃないと思うが

「--でも、あの本にあってからかわって」

ずきん、と胸が痛む

「--明るくなりました、そして今では立派なお嫁さんです、涼子の」

「うん、いや、まて涼子、誰もお嫁さんに行くなんて言ってない、、、あれれ」

ーーおかしい「俺」は男ではなかったか

「あのころーー涼子はつらかったんです死人のような誰も信じてないって目をしてて

涼子にもそんな感じで、いつも、涼子の近くで寝ても、多重に結界をはって

ねてたから」

誰も信じられなかったしー―信じなかった、だから

「でも、あの本を読んでー無償の人助けをして、この村に定住してからかわりましたよね性格、よくなりましたし」

人とともに生きていくようになればそりゃぁ、人付き合いもよくなるだろうし

他人を信じられるようになるだろう

(--ごめん、やっぱりするべきじゃなかったと思っている」

「性格最悪の人助けより、無能で役に立たなくても性格がいい方がいいんです、人間ですから」

そういうもんなのか

「そういうもんですーーちなみに、涼子の「ぴー」の具にしてますからぁ」

「お前、いい加減にしろよ」


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