48日目 BGF編20 稲妻のようなキック

BGF2日目、ウソ当てボードゲームの最中、スカイラーは田代さんとゲームを勝負することになったが、スカイラーは田代さんが凄く苦手なため、ゲームに集中出来ず、やる気ゼロのまま1回目のウソ当てゲームが始まったのだが、スカイラーはウソを当てることが出来ず1回目ウソ当てゲームは田代さんが勝ってしまう。このままでは負けてしまうと考えた一星はポケットからあるものをだして、椿たちに見せる。すると、スカイラーの目を覚まさせるある作戦を思いつく。


〈椿〉よし!この作戦でグルグル星人をバリッバリッと目を覚まさせるぞ!頼んだ!一星!道久!


〈道久・一星〉おう!


〈道久〉とはいったけど、普通、そこは主人公で頼りなる椿くんの役目では?


〈椿〉いや...ほら、道久のほうがガンアクションに長けてるし


〈道久〉そう?そう!わかった!


すると、道久は割りばし銃をだした。そして、一星がポケットから出した超超バリバリシゲキック・稲妻型バージョンという。物凄く酸っぱいチューインガムをだした。形は稲妻の形、味はなんと、生絞りレモン100個分のめちゃくちゃ酸っぱいガムだ。キャンディーでもあるので、普通に噛んで飲んでも大丈夫だ。だが、このお菓子は酸っぱすぎて、一部の人を除いてあまり買う人がいない。一星はこれが好きで、たまに買ってくる。今日はたまたま朝買ったようだ。ちなみに税込で140円だ。フリスクのような容器に入っている。その大きさは普通の飴玉の半分程の大きさだ。そいつを道久が美術の時に強化を重ね作ったスーパー割りばしガンにセットし、ゴムを引っ張り、狙いを定めて、おもいっきり放った!


すると、その超バリバリシゲキック・稲妻型バージョンキャンディーはスカイラーの口の中に命中した!

その放ったキャンディーの時速は60㎞だ。スカイラーの口からはプスッ...プスッと音を立ててほんのり白い煙のようなものを出している。


〈道久〉ファック!


と、カッコつける道久。


〈道久〉(どうだ!あの時改良した強化型スーパー割りばしガンは!?もしものために携帯しててよかった。さすがおれ!)


道久は心の中で自画自賛した。


〈石沢実況〉な!なんだ!口になにか入ったぞ!!これはルール上、助言ではないので!オーケー!


すると、スカイラーの体がフランケンシュタインばりのクネクネ度で体中をバリッバリバリバリ!と稲妻を頭から足のてっぺんまで落とされたかのような刺激を受けた。そして、スカイラー絶叫した。


〈スカイラー〉ぎぃぃぃや~~!!!ぐあ!!!$₳₧₤¤₧₣₤₧£¥¥₧₡$₹₶﹩₶$₹₶₵₹₶₹₹$₵﹩₶₶₶₹$₶﹩₶﹩∂∃∂∃∂∃∂∃∪¤₣∃!!!!!!!!


〈椿〉あいつ、大丈夫か?


〈要〉一星、最近こんなん食ってたん?本当にそれ食い物なの?


〈椿〉だが、効果?はでてるみたいだな


〈一星〉はははは


〈要〉ははははじゃないし


〈道久〉目を覚ましてくれ!スカイラー殿!


と、言ってる間にスカイラーの目はパチッ!と大きな音を出して、見開いた。


〈スカイラー〉え?ここは?私はだれ?あなたは?


〈椿〉! おーいスカイラー!大丈夫か?


〈スカイラー〉椿!あんたね!口にへんな物いれたの!


〈椿〉おれじゃねえよ!道久だよ!


〈道久〉裏切りやがった!まさか!これを想定して!?やられた!


と、そこに一星が道久の肩をポンッとつかむ。


〈一星〉いい!ガンマンアクションスキルだった!


〈道久〉いや!お前は同罪だからな!


〈スカイラー〉道久!お前か!あのクソガキ!覚えてろよ!この試合勝って!お前を私のバズーカースキルで打ち上げてやる!


と、今にも爆発しそうな赤い顔で怒った。


〈道久〉おれ、ひょっとしたら命の危険が...


道久は見の危険が危ないことに気づいた。


〈スカイラー〉まあ、正直助かったわ。あのままでは勝てない。そこはほめてあげるばか道久。さあて!勝負を続けようじゃありませんか!?田代さん!


〈田代〉やっと、スカイラーちゃんらしくなったわね。それに関しては嬉しいわ


〈石沢実況〉なんと!スカイラーさんが元に戻ったぞ!!よほどなにか刺激を受け取ったようだ!口にシゲキック!シゲキックだけにキック!なんちって!あはは!


〈スカイラー〉うるさいわ!石沢!早く2回目始めろよ!


〈石沢実況〉おっと!そうでした!ではまもなく!田代さんvsスカイラーさん!THE ウソ当てボードゲーム!2回目!2週目をはじめます!


ついに、椿たちの作戦が成功しスカイラーは目を覚ました。勝負はこれからだ!


ー 48 BGF編20 稲妻のようなキック ー おわり

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