愛すべき平凡な駆除者へ

タイトルを見て想像していた内容の数十倍上をいく面白さを秘めた、とてつもない作品だと感じました!
主人公は身体能力が高いわけでも、イケメンなわけでも、ずぬけて頭が良いわけでも、特殊な能力を持っているわけでもない。平凡な男性だと思っていました。
あれ?こいつワシより強くね?某会長もそんな感想が浮かぶ程の暴れっぷり。無い物は知識や経験とその場のひらめきでカバーするんだよと言わんばかりの柔軟さに感動しました!!
様々な作品で、鈍感系主人公は沢山いるものの、自分の有用性に対して鈍感な主人公というのは珍しいんじゃ無いかと思います。
この作品を読みながら、頭の中ではアニメーションまで出来あがっちゃうくらい描写が良くて、一人称視点も相まってどんどん作品にのめり込んでしまいます。
これは遠くない未来にアニメ化、漫画化、あるんじゃないかと期待してしまうとっても面白い作品です!
これからも楽しみに続きを待たせて頂きたいと思います。