骨髄採取入院 初日
世の中インフルエンザの猛威吹き荒れ、
自分がもし万が一感染したら手術延期。…最悪中止?
患者さんに後には引けない大量抗がん剤投与の前処置が始まっていたら?
予防を行わなかった故の…未必の故意になってしまう!
あらぬ妄想を膨らませ、兎にも角にもマスクな日々
通勤時、出張時、家の中、楽団の合奏中までも隙あらばマスク。
一瞬体調を崩しかけ、よもやインフルエンザ…かと思いきや持ち直し
月曜日、無事に元気よく!入院となりました。
荷物詰め込んだキャリーケース引きずり病院到着、朝9:20。
早い…。手術は翌朝なんだし入院は夕方からでもいいのでは?
「計画入院は一律9:30時間受付です」…はい。
病棟に上がり、看護師さんから腕にバーコード付きリストバンドを付けられる
患者取り違えとか大変だしね。個人識別大事。
二人部屋の病室に案内され、設備の説明を一通り受ける。
「では、後はご自由に過ごしていただいて大丈夫です。」
はい。
…はい?
現在午前10:30なんですけど…
外出は…ダメ…です、よねーーーーーー。
なにしよう。とりあえず新調したパジャマに着替えよう。
入院患者スタイル。形から入ろう。
ちょっとだけ病棟内フラフラ。
だけどもあまりキョロキョロするわけにもいかず、(物見遊山がバレてしまう)
おとなしく部屋に戻る
こうなったら、キャリーケースをガバっ!
手前ここに取りいだしたるは
NintendoSwitch!
ニンテンドー3DS!!
PlayStation Portable!!!
寝っ転がってゲームして、栄養素カロリー完全計算されたお昼を食べて、
テレビ見ながらゲームして、お昼寝して起きてゲームして。
ニート飼育中。
完全放置プレーではなく、ぽつぽつ訪問者
薬剤師さんや手術室付きの看護師さんや血液内科の先生方。
手術の流れの説明だったり、薬の副作用の説明だったり。
皆さま口々に「偉いですね」「尊い決断をなされて」などと言ってくださる
やっばいちょっと調子に乗り始めちゃう。鼻が伸びてしまう
こいつ健康ですのでぞんざいに扱ってやって下さい興味本位なだけですよ。
その後、ゼルダしながら「ウォっ!」と声を出した所を担当医に目撃され、冷静になる天狗。
「小学生の子どもに凄くねだられてるんだよね、スイッチ。買わないけど。面白い?」
さすが医者の子ども。ゲームなぞ与えられず、勉強してるのですね。
面白いですよゼルダ、大人も声出しちゃうくらいですからね!!
軽い問診とバイタルチェック。問題なし!
明日手術室でお会いしましょう。はい、先生さようなら。
18時には夕食
夕食だけど質素。病院食だ当たり前だ何言ってんだ。
でもですよ、運動しない成人女性の必要カロリーってこれだけか。
普段どんだけ過剰摂取…恐ろしや。
夜、またもや訪問者。
すんごいまつ毛バチバチ&ネイルガッツリのカワイイギャルキターー!
看護師さん?事務員さん???
「明日の手術担当します。麻酔科医です」
まーじですかー!麻酔科医ってめっちゃエリートって聞いたことが。
こんな都心のデカイ病院で麻酔科医。ギャル。かーっこいい。命預けます(物理)
21時より絶食。OS1のペットボトルを1本朝までに飲み切るよう指示。
そして消灯。21時だよまだ。
まだ早いし、明日はいよいよ手術で緊張だし、眠れなzzz…
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