術前検診

また検査があるのか~~~とちょっとゲンナリしているのは事実


でも、前回のはドナーとしてGO!!できる血なのか。患者さんの為の検査がなされた訳ですが、


今回はドナーが手術にGO!!できる体なのか。つまり私自身の為の検査です。


全身麻酔でうつ伏せにひっくり返されてちゅ~っと骨髄取られるわけで。

とことん調べて貰おうじゃないの。


週の始まり月曜日、実際入院する病院でバンクの担当者さんと待ち合わせ。

満員電車に乗りたくない私は、

「下り電車で向かいたい、東京の西~~の方がいい!」

と訴えたのですが実らず。首相官邸やら内閣府やらの脇を通って病院到着。

都心ど真ん中!


一応ドナーの希望は聞いてくれますが、なんといっても患者さんの治療スケジュールが第一。

その日程で入院できる病院からリストアップされるので仕方ない!!

ちょっとあがいたけど。すんません。


病院ではただのイチ患者として物事は進んでいきます。

診察カード作って、待つ。待つ。待つ。大病院あるある!!

ドナーさんですね、こちらへどうぞ。のファストパスはありません。


バンクの担当者さんが待ち時間長くてすみません。と恐縮。

こういうのでへそ曲げるドナーもいるのだろうな。こちとらドナーやぞ!的な

この病院での特別扱いなんて、雲隠れする国会議員じゃあるまいし。

私、優等生ドナーですので待ち時間に不平なんて言わないです!

…嘘です。

私、NintendoSwitchがあるので待ち時間Welcomeです!!


ようやく呼ばれて診察室へ

今回私の主治医となる血液内科の先生と初対面。

穏やかな、物腰のやわらか~い先生。


健康だし若いし(!)手術のリスクは極小なんだけどね。という前置きがあった上で

細かな説明や問診が行われます。

(服を脱いでの触診になるとサッと姿を消すバンクの担当者さん。手練です。)

ドナーになにかあったらNEWSになっちゃうし、骨髄バンク事業が立ち行かなくなっちゃうし。大変だものね。


そして「ちょっと体重計に載ってもらえますか。」

キターー、嫌ですーーーー…。って言いたいけどスゴスゴ計量。


前にも書きましたがヘモグロビン濃度×体重で骨髄採取可能上限は決まります。

患者さんの必要量は体重依存。

そしてどうやら患者さん、結構立派な体格であることが判明。私は上限Maxまで取られる模様。


そうなると、どうなるか。


「うん、良い体重だね。このままダイエットとかしないでね!はっは~」


あは、あははははははっ(苦笑)

褒められてるよね。うん。褒められてる。

褒められてるということにしておく、体格の良さを。


前回の血液検査のヘモグロビン濃度と体重の結果

抜かれる骨髄量は900mlに決定。具体的な数字が出るとドキッ。


風邪に気をつけ、インフルエンザには特に気をつけダイエットはせずに。

とのお言葉をいただき診察終了。


その後は採血、肺活量検査、胸部X線、心電図。

どこもかしこも大賑わい。リンクのハイラル大冒険が止まらない。


実験用モルモットの気分で全ての検査終了


バンクの担当者さん「大丈夫だと思うのですが、もし検査結果になにかあればお伝えします。」


はいはい。万全を期すために鉄分だって積極摂取してるし大丈夫よ~。

任せろ健康体!!


のはずが、後日バンクから電話。

…なにかひっかかった??(ビクビク)


「思ったよりヘモグロビンの値が良かったので、今回骨髄1200mlいただこうと思います!」

そう来たか!積極摂取した…もん……!

1200ml、1.2リットル。牛乳パックより多い!!

でもそんだけ抜ける健康体ということで、よかった。よかった?

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