生配信15 ケバブ

「はい、どうも今日もゲーム配信。配信者はお馴染みTakiチャンネルの滝です! 今日はね、昼配信でエーペックスしたので、夜は違うゲームをして行こうと思います」


 ここ2日は、昼にFF14を夜にエーペックスをプレイしていた。


 今日は絵茶さんの提案により、昼にエーペックスのダメージ勝負をしたため、同じゲームであるエーペックスを夜配信でするつもりはなく、違うゲームをと考えている。


『FF14やるの?』

『FF14かな?』

『FF14はやらないんですか?』


 コメント欄には昼と夜で行っていたゲームを交換して、夜にFF14をやるんじゃないのか、と予想されている。


 予想を裏切るような形になってしまうが、


「今日はFF14の配信はしません。明日の昼に延長します」


 違うゲームをします、と伝えとく。


 まあ、FF14を見たかった人もいるようで、コメント欄には『見たかった』とか『昼配信の時間には参加できないから期待してた』などのコメントが流れる。


 そうか、昼配信は学生や社会人は参加できないのか。大学生は出来るのか、ワンチャン?


 FF14の配信に参加したい人がいるとは思ってもみなかった。


 夜配信にもFF14やった方が喜ばれるかな? 夜配信にFF14をするか、どうか。少し考えた方が良いのかも。


 後のことは後に考えるとして、今は、


「今日やるゲームは、『DbD』こと『#Dead by Daylight __デッドバイデイライト__#』の初見プレイ配信をしようと思ってます」


 続けて、プレイする理由を説明。


「これね、一応買ってはいたのよ。でも、ホラー系は少し苦手だから、ちょっと置いといた。そんで、絵茶さんがやってんの見て、やろうかなって」


 ホラー系は苦手の苦手。中でも、びっくりする系のホラーは超が付くほど。


 基本ホラーゲームはびっくりする系が多い。びっくりしない系のホラーゲームは、バイオとかサイコブレイクとか。あれらは、どちらかというとFPS寄りだと思う。


 自分の苦手を暴露すると、リスナーさん達が煽ってくる。


『ビビリか』

『ビビリだな』

『ビビってんの?』

『ビビリじゃんw』

『ビビってて草』


「ビビってねぇし! 俺のタイミングを図ってただけだし。ってか、笑ってる奴ら、何笑ってんの?」


 ビビリ、ビビリとうるせぇ奴ら。でも、図星なのでこれ以上は何も言わない。


 そうですよ。買ってすぐに、ビビったけど何か?


 そう思いながら、まだ話すことがあるので、まだプレイしない。


「チュートリアルはあるっていうの知ってたから、事前にやっときました。でもあれね、キラーは怖くないね、うん」


 #逃亡者__サバイバー__#よりも#殺人鬼__キラー__#の方が怖くないね。まあ、それもそうだよね。追いかける方だもん。

 

 なんて、このゲームの当たり前なことを当たり前に感じている俺。


 コメント欄からリスナーさん達の反応を見ていると、リスナーさん達の中に、


『どんなゲームですか?』


 という質問が来ていた。


「どんなゲームか………簡単に言えば鬼ごっこだね。ほら、鬼ごっこにもさ、種類があってさ、ケイドロって知ってる? 警察役と泥棒役に分かれて鬼ごっこするやつ」


『知ってる!』

『懐かしいw』

『子供の頃よくやってた!』

『懐い草』


 先程の質問してきたリスナーさんも『知っている』とコメントをくれる。


「知ってるよね。で、#逃亡者__サバイバー__#が逃げる方の泥棒役で、#殺人鬼__キラー__#が捕まえる方の警察役」


『キラーなのに警察か』

『殺人鬼が警察とか草』

『キラーが警察は世の中終わりよw』


「確かに、世の中終わっちゃうな。まあ、説明続けると、#逃亡者__サバイバー__#は4人いて、1人の#殺人鬼__キラー__#から逃げる。逃げる方法として、発電機を決められた個数修理して、出口のゲートを開ける。ゲートを開けて潜ったら、逃げれるってな感じ。もし捕まったら、制限時間内までに仲間に助けてもらうこと。助けてもらえなかったら、捕まった奴は死亡。どう、伝わった?」


 今の視聴者数は2655人と結構多い。ゲームの内容を知らない人が1人だとは思えないので、知らない人がいたら、ちゃんと伝わったか返事が欲しいところ。


『ケイドロか』

『ドロケイって呼ぶ人この中にいない?』

『ドロケイ派』

『ケイドロじゃないの?』


 いやいや、ケイドロだろうがドロケイだろうが、今はどうでもいいでしょう! 伝わったか聞いてんの!


「たけのこ派かきのこ派みたいな話どうでもいいでしょ。ちなみに俺はきのこ派でケイドロ派」


 一応、一応乗っといただけだから。


『は?』

『たけのこ一択でしょ』

『ドロケイだろ』

『味覚大丈夫?』

『たけのこ一択だし、ドロケイでしょ』

『炎上か? 炎上だな』


 たけのこ派とドロケイ派の地雷を踏んだらしい。


「ふふふっ、そんなんで炎上とか。嫌だわ、『たけのこ派とドロケイ派を否定した配信者』ってレッテル貼られて炎上するの」


 恥でしょ、それは。


『炎上かw』

『確かに嫌だね』

『しょうもない炎上で草』

『聡太さんとかサキサキさんとか絵茶さんにバカにされそう』


 確かにそのメンバーは馬鹿にしてくるな。ってか、他の配信者さん達にも馬鹿にされそう。


 馬鹿話に花を咲かせていると、


『ゲームの内容は理解しました! ちなみに僕も滝さんと一緒派です』


 先程の質問してきたリスナーさんが返事を返してくれる。


「ですよね、同じですよね。でもこれ以上言うと、リスナーさん達が離れて行きそうなので、そろそろゲームをしていきたいと思います」


 未だに、たけのこ派ときのこ派、ケイドロ派とドロケイ派が論争してる中、俺は放置してゲーム画面を配信に載せる。


「では、DbDでサバイバーをやっていきます」


『はーい』

『たけのこのチョコ美味しいじゃん!』

『きのこの方はチョコ率高い』

『はーい』


 サバイバーとキラーが集まるまでロビーで待機をする。


 コメント欄に暴言が吐かれてないか確認で、覗いていると、


『Souちゃんチャンネル : コメント欄荒れてて草』


 聡太さんがコメントをしてくる。


「聡太さんじゃん。聡太さんは、たけのこ派、きのこ派? ケイドロ派、ドロケイ派? どっち?」


『聡太さん!』

『聡太さんはどっちですか?』

『きのこ派ですよね、聡太さん⁉︎』

『たけのこ派ですよね⁉︎』


 面白そうなので聡太さんも巻き込んでみる。


『Souちゃんチャンネル : 美味しければどっちでも良い派。呼び名なんてどっちでも良い派。ってか、巻き込んでもろて』


 確かに聡太さんらしい。そういった執着的なもの無いんだよな、この人。


『それを言われたら、派閥の意味が』

『それはずるい』

『卑怯だ! そんな答えは望んで無い!』

『そうだそうだ! はっきり答えてくれ!』


 お互いの派閥の口撃が、聡太さんに向く。


「ずるいとか卑怯者とか言われてますよ」


『Souちゃんチャンネル : 知るか。美味しいものは美味しいで良いんだよ。やることも変わらんのに呼び名にこだわる必要なくね』


 確かにそうだ。


『Souちゃんチャンネル : じゃあ聞くけど、たけのこ派は、きのこ食って不味いって感じんの? きのこ派は、たけのこ食って不味いって感じんの?』


 聡太さんが口撃してきたリスナーさん達に反撃してる。


 ちなみに、


「俺はきのこ派だけど、たけのこも美味しいって思いますけどね」


 聡太さんの質問に答える。


『きのこも美味しい』

『たけのこも美味しい』

『確かに両方美味しい』


 おっと、聡太さんの言葉でお互いの派閥がお互い支持してるお菓子を「美味しい」と言った。言いました。


 聡太さんの言葉が効いたのか、お互いの派閥の者がコメント欄で謝り出す。


「聡太さんのおかげで、コメント欄に平和が!」


 こんな茶番が終わりを迎えそうなとき、サバイバーの人数とキラーが揃い、ゲームが開始する。


「おしゃ、やったるぞ! 逃げるぞぉ!」


 こうして始まったデスゲーム。


 始まってすぐ俺は周囲を見渡す。


「仲間のサバイバーは………1人か」


 このゲームは始まるとき、周囲に誰もおらず1人の状態で開始されるか、周囲に誰かいて開始されるかの2択がある。

 

 今回は後者のようだ。


 まず、初心者の俺は、


「この仲間の人について行くか」


 ほとんど同じ場所にリスポーンされた仲間について行くことにした。


 そのお仲間さんは、明後日の方向に走って行くので、俺も走ってついて行く。


「こっちに発電機あるのかな?」


 DbDをやり込んでいる人は、マップに置かれた発電機の場所を覚えていると聞く。


 この仲間の人は迷いなく走って行ったので、おそらく上級者だと思われる。


「お、おおお。あった!」


 やはりついて行って正解だった。この人が走っている方向に発電機らしき物が見える。


 そのまま走り続け、発電機に到達。


「じゃ、じゃあ、この発電機修理しますか。初発電機修理しまーす!」


 絵茶さんのDbDを何度も何度も見たので、発電機の修理の仕方は分かるし、イメトレもしてきた。


「知らない人がいるので少し説明すると、発電機の修理は、タイミングが重要になります。今修理しているからそのうち出てくると………ああ、出た出た!」


 ゲーム画面に出ているので、配信画面にも出ているだろう。今、配信画面の中央には、ゲージが出ている。


 そのゲージには目印が付いており、その目印に合わせてボタンを押さなきゃいけない。


「この目印のところに、おおお危ない! 目印のあるところに合わせてボタンを押さなきゃ、修理ができません」


 ギリギリ成功する。


 ちなみに失敗すると、


「ああああああああ、この人ミスった!」


 発電機が爆発し、


「心音ってことは、近くにいるじゃん!」


 キラーにどこの発電機が爆発したか、すぐに分かってします。


 キラーが近くにいた場合、すぐにその場を離れるか、囮役で追いかけっこをしてキラーの敵視を集めるか。


 俺みたいな初心者は、その場から離れた方が良いらしい。


「………」


 俺は無言で逃げる。別に俺が喋ったからと言ってキラーにバレることは無いのだが、何故か無言になってしまう。


 いや、あれよ。かくれんぼとか鬼ごっこの時って、鬼にバレないように息を殺すじゃん。それよ!


 その場から逃げるべく、走って行くのだが、未だに心音が鳴り続ける。ってか、


「BGMが変わってない!」


 走りながら、俺の背後を映すようにゲーム内カメラを移動されると、10メートルぐらい後ろに、豚の被り物をしたキラーが追ってきている。


「イヤダァアアアアアアア! 俺じゃない、俺じゃないよ! 発電機ミスったの俺じゃないよ!」


 必死で逃げるも、キラーの方が足が速いので、段々と距離を詰められる。


「無理無理無理!」


 そして、


「イッタぁああああ!」


 キラーが持っていた刃物で1回斬られる。

 

 DbDでは、1回斬られると負傷状態になり、2回斬られるとダウン状態になる。


 負傷状態になると、進んだ道に血痕を残してしまい、キラーにどの道を通ったのかバレてしまう。


 ダウン状態になると、キラーに捕まり、フックのようなものに吊るされる。


 そして、今俺は負傷状態なので、


「いやだぁあああああ! 追いかけてこないでぇえええ!」


 障害物を盾にしながら逃げ回っている。同じところをグルグルと。


 まあ、同じところをグルグル回っていても、キラーの方が足が速いので、


 ザシュ。


「うげぇ」


 追いつかれ、2度目の斬りつけに合う。


『同じところをグルグルしてるから』

『無理だよ、キラーの方が足速いから』

『死んだなw』

『うげぇw』


 知ってるわ、キラーの方が足が速いのわ! そんなこと頭では分かっていても、マップを理解していないから、どこに逃げれば良いか分からんのじゃ!


 こうしてダウン状態になった俺は、キラーに捕まり、近くにあったフックに吊るされる。


「いやあ、マップが分からん。マップ覚えた方が良いんだろうけど、そんな暇ないしなぁ」


 フックに吊るされている間、俺はボーッと救助を待つ。


「痛いよ、肩にフックが刺さってて痛いよ。てかさ、これさ、フックから抜かれたとしても、肩に穴空いて、出血死するよね」


『確かに出血は酷そう』

『確かに』

『肩壊れるなw』

『何度も吊られてたら肩取れるんじゃね?』


「確かに肩が壊れそう。痛くて走れないよね、助けられても」


 だって、肩にフックが刺さってたし、吊るされる前なんか斬られてるからね。


『斬られてあんだけ走れるサバイバーの方が不気味で草』

『絶対、サバイバーに武器持たせたらキラー殺されるでしょw』

『サバイバーが武器を持ったら、立場が逆転するとか』

『キラーが吊るされるかもよ』


 立場が逆転するDbDか。そんなの発売されたら笑うしかないでしょ。


「サバイバーに追いかけ回されるキラー? 絵面がやばすぎ」


 想像しただけで笑いが出る。


 はははは、と笑っているとキラーが俺のところに戻ってくる。


「ん、何してんのキラーさん? ここに戻ってきても意味ないですよ。仲間はいませんから」


 なんて聞こえもしないキラーに話しかける。話しかけた内容には嘘が混じって入り、キラーの後ろの物陰に先程一緒に行動していた仲間がいる。


『いるよ、キラーさん!』

『後ろ後ろ!』

『嘘つきだぞ、そのサバイバー』


 馬鹿が、そんなこと言ったって無駄なんだよ!


「さあ、消えろ。ここから立ち去れ! 立ち去ったが最後、俺を見ることはもう無いだろう。ははははは!」


 リスナーのほとんどが、俺の死を望んでいる。でも、残念だったな。吊られたら人物の前に立って、死ぬのを待つ行為は、このゲームにおいてバッドマナーなんだよ。


 バットマナーをやるわけないだろ、このキラーは!


 現在、発電機は5個中の3個回すことが出来ており、あと2個回せばゲートが開く状態。


 さあ、キラーよ。他のサバイバーのところに行くが良い! ここにいても時間の無駄だぞ!


 ………


 ………


 ………


「ちょ、ちょっと、キラーさん? 他のとこ行かなくて良いんですか? 今頃、発電機を仲間が回してると思うんですけど?」


 あ、あれ? このキラーさん、動かないんですけど? 


 キラーの行動に疑問を持っていると、


『絵茶チャンネル : ああ、これはキャンプですね。滝さんは逃げられませんね』


 DbDをよくプレイしている絵茶さんからコメントが送られてきた。


『滝、死亡か』

『ざんねん、死亡確定ですね』

『キャンプか。知らない人に言うと、今滝がやられている状態をキャンプという』

『滝をやれ!』


 ちょ、ちょっと、キラーさん! それはバットマナーですよ!


 助けに来た仲間も気づいたのか、物陰から出てきてキラーの後ろをウロチョロ、ウロチョロしている。


「後ろ、後ろにいますよ! キラーさん、後ろ!」


 キラーも気付いているのだろうが、見向きもしない。


『絵茶チャンネル : そのうち、滝さんはケバブにされますね』


「ケバブ? なにそれ?」


 絵茶さんの言った言葉が分からず繰り返していると、ようやくキラーが動き出す。


 そして、ケバブの意味がどういう行動を指すのか理解する。


「ちょっと、このキラー、俺を斬ってくるんですけど!」


 なるほど、ケバブか。確かにケバブぽいな、この状況。


 吊るされている俺を、刃物を持ったキラーが何度も何度も斬ってくる。


「イッタい、イッタい! 肉が削ぎ落とされる」


 そうこうしているうちに、発電機が回し終わり、仲間がゲートを開けている。


「ほら、ゲート開いちゃいますよ! 他のとこ、行かないと逃しますよ」


 そんなの気にせず、ケバブするキラー。


『絵茶チャンネル : どんまい。これで滝さんだけ死亡です』


 ゲートが開き、仲間達が続々と逃げて行く。


 最後の1人になった俺は、強制的に天へ召された。


 この1マッチの結果は、俺だけ死亡で終わる。


「あのキラー酷い。絶対殺すマンじゃん」


 俺を標的にしていたかのプレイ。


 これが初見サバイバーかよ。もうちょっとハラハラドキドキの追いかけっこしたかったよ。


 ってか、


「このゲーム、全然怖くないわ。どちらかって言うと、ハラハラドキドキした」


 怖そうだからって理由で、放置してプレイして無かったけど、これはいける。


 いけるのだが、


「もうちょっと逃げ方練習しなくちゃね。場数をこなすか」


 1マッチ目が終わり、次のマッチに向かう。


 2マッチ目、3マッチ目とどんどん続け、続けること3時間。


 そろそろ、寝る時間がやってきた。


「今日はこの辺で終わろうかな。時間も時間だし」


『お疲れ様』

『最初のマッチ以外は、理不尽な死に方じゃなかったね』

『あと、板はなるべく使わない方が良いよ』

『板は緊急事態のみ使ったほうがいい』


 リスナーさん達の意見は、DbD初心者の俺にとって結構重要。素直に聞き入れておく。


「板は緊急事態のみ使う。ってことは、4マッチ目の時みたいに使えばいいの?」


 4マッチ目の板を倒した時は、キラーがピッタリと後ろについてきた時だ。


『そう』

『斬られそうな時に使う』

『結構上達してた』


 まあ、15マッチもやれば上達しますとも。上達といえば、


「絵茶さん、まだ見てる?」


 絵茶さんがコメント欄にいるか聞いてみる。


『絵茶チャンネル : まだいるよ』


『まだいるって』

『いるよ!』

『絵茶さんもよう見てる』

『絵茶さんだ!』


 まだ見ていたのか。助かった。


「絵茶さん、DbDのコラボ、明日やらない?」


 配信上で言うことではないが、一々TwitterのDMで連絡するの面倒くさいので、この場で伝えとく。


「いやさ、今日だけの配信にするつもりだったんだけど、思いのほか楽しくて。上達したいなって思ってさ、………よれば教えてくれない?」


 このゲームを5マッチぐらいやった頃から、向上心が芽生え、配信で上手いプレイを見せてみたい欲が出てきた。


 そのためには、上手い人と一緒にやるのが1番と考えた俺は、絵茶さんにコーチングを頼むことにする。


 すると、


『絵茶チャンネル : よし、いいだろう。明日の昼と夜はDbDの練習をしよう』


 まさか、昼も夜もコラボするとは思ってもみなかった。


 こっちが誘った手前断ることができず、


「じゃあ、明日の両配信はDbDとなります。FF14は明後日以降やるのでよろしく」


 明日の告知をする。


「じゃあ、これで配信を終わりにします」


 明日に備えるため、いち早く配信を切り、バッドの中に入り込む。


 ベッドの中で少し絵茶さんと明日のコラボについて話し合い、俺は眠った。


 

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