ナオミの怒り
怒りに震えるナオミは、女に攻撃を仕掛ける。
「あなた達は一体なにをしているの!? どうしてこの人達を!」ナオミが確認するように叫ぶ。
「なぜ、お前にそれを説明する理由があるのか?」冷静にナオミの攻撃をかわしながら女は笑う。
周りの男達が俺にも攻撃をしてきた。戦闘の訓練など受けたことの無い俺は、闇雲にただ殴り返すだけであった。
「愚かな!私の邪魔をするな、後で後悔が待っているぞ!」黒いマントの男女達は一斉に宙に舞いあがると姿を消した。
「一体、あなた達は?」ナオミはその後を追おうとするが既に姿は消えていた。その動作に反応したかのように放置されていた戦闘機の残骸が爆音を立てて爆発炎上した。
しばらくすると他のバーニ達が駆けつけてきて、消火活動を行った。
事の顛末をナオミから聞いたバーニ達は、何かの組織が絡んでいるのではないかという意見に達した。ひとまず帰って報告をする事にする。
「さぁ行きましょう! ナオミお姉ちゃん、ミサキお兄ちゃん!」
「・・・・・・ええ」イツミのあとを追ってナオミとミサキは、その場を後にした。
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