俺の羞恥心

 ナオミは男達の中に飛び込むとしゃがみこんで目の前の男の足を蹴りで払った。男は勢いよく地面に叩きつけられる。


「貴様、何者だ!」先ほど銃を撃った女が叫ぶ。辺りには先ほど撃ち抜かれた二人の死体が放置されている。

「うわー」その遺体を見たナオミは激怒するように叫んだ。

 ナオミは、首のチークを触った。

 その途端、彼女の全身をピンクの光が包みナオミのライダースーツが弾けるように飛び散りナオミの服装が戦闘用のユニフォームへ変化した。


 俺もナオミの真似をするように首のチークに指を当てる。

 今度は、俺の体から紫色の光が拡散して周りを照らした。一瞬外気に裸体が晒される為、恥ずかしくて胸と下半身を手で覆った。


「いやーん」なんだか俺の羞恥心が増幅されたようだ。

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