登場人物紹介(5)
[ビアンカ・アックア]
登場人物紹介(2)でも紹介したのだが、状況が変わったため改めて紹介。
アックア公国の大公バルベルト・アックアの実の妹で、アックア公国に三機しかないゴーレムトルーパーの一機「ヴァイヴァーン」の操縦士。
アックア公国の軍隊に所属しており階級は元帥。
自分がとった行動が起こす未来を知る「解答」の異能を持ち、この異能のお陰もあって軍人としても政治家としても非常に大きな成果を出している。
ゴーレムトルーパーの操縦士であることに加えてその人柄から貴族、平民を問わず兵士達からの人望が厚い。
とあるモンスターの大群との戦いでドランノーガに乗ったサイとピオンに出会い、ドランノーガの性能と彼の異能の有用性を一目で見抜いた彼女は、何とかサイ達との縁を結ぼうと彼らにアックア公国の士官学校への留学を進めた。そして現在では姪のブリジッタとサイが婚約したことに満足しており、サイとドランノーガの力を使ったある計画を準備中である。
ゴーレムトルーパーのナノマシンの力により二十代の姿を保っているが、実際は外見以上の年齢を重ねている。
ちなみに姪のブリジッタがゴーレムトルーパーの操縦士である自分を怖がっていることが密かな悩みであったが、実はそれは誤解でブリジッタが自分を怖がっていないことを後で知って安堵した。その原因は過去にブリジッタがヴァイヴァーンに無断で乗り暴走させたことで、つい先日改めて彼女から謝罪を受けて、完全に誤解は解けている。
[ビークポッド・ボインスキー]
登場人物紹介(2)でも紹介したのだが、状況が変わったため改めて紹介。
アックア公国の貴族。
士官学校の砲兵科に入学したことでサイ達と知り合った。最初は巨乳の美少女ピオンを連れ回していたサイを敵視していたが、後に同じ巨乳好きとして意気投合、友人となる。
剣の名手を多く輩出してきたボインスキー家の出身である上に、強力な「超人化」の異能の使い手である彼は、すでにプロの槍兵科や騎兵科の軍人に負けない剣の実力を持つ。しかし「これから一般の軍人の戦闘は銃や大砲が主流になる」という考えから砲兵科に入学した。
士官学校卒業後は予定通りアックア公国軍の砲兵隊に入隊。士官学校の時に黒竜盗賊団と戦ったことから周囲から注目されている。
話してみると中々に気さくで気のいい男なのだが、外見は逞しい巨体で禿頭の悪人顔。
ちなみに十歳になる頃にはすでに毛根が全滅しており、髪の事を触れると本気で怒り狂う。
また軍隊に入隊してからは寄ってくるのはほとんど男で、たまに女性との出会いがあっても彼の好みとは違う胸の小さい女性ばかりで、巨乳の女性に囲まれている友人のサイに対して妬みの感情を積み重ねている。
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