登場人物紹介(4)
[サーシャ・リューラン]
登場人物紹介(1)でも紹介したのだが、周囲の状況が大きく変わったため改めて紹介。
サイの妹で十五歳。
実家の倉庫に前文明の遺跡の入り口が隠されており、そこから兄のサイがホムンクルスのピオンとゴーレムトルーパーのドランノーガを発見したことから興味を持ち、サイとピオンがアックア公国に留学している間に前文明の遺跡を探検してゴーレムオーブを発見。遺跡の探検中に怪我をして血が出ている手でゴーレムオーブに触れたことからゴーレムトルーパー、ドラトーラの操縦士となる。
ドラトーラの操縦士となったことが切っ掛けに、自分も母国であるフランメ王国に何か出来ることはないかと考えるようになり、サイの婚約パーティーに参加する為に王都へやって来た時、兄と同じ軍人の士官学校に入学することを決意する。
サーシャが士官学校に入学することはフランベルク三世達も知っていて、士官学校に入学する際には使える異能は「超人化」の異能だと偽って、ドラトーラのナノマシンによる超人的な身体能力は異能によるものだと誤魔化すようにとフランベルク三世から言われている。
サイの子供の頃から村長の息子として働き、今ではよい軍人となろうとしている点はかなり好意的見ているのだが、巨乳の女性にすぐ目を奪われてしまう点は呆れ気味である。とりあえず胸が大きい友人は絶対サイには会わせないと心に固く誓っている。
[クリストファー・ゲーボルク]
フランメ王国が保有しているゴーレムトルーパーの一機「ジェノバイク」の操縦士。
階級は大将で爵位は侯爵。
外見は十一、二歳くらいの少年なのだが実際の年齢は六十八歳で、フランメ王国に所属しているゴーレムトルーパーの操縦士の中で最年長。リードブルムの前の操縦士でありフランメ王国の二代前の国王の頃からフランメ王国に仕えており、その長い軍人経験を買われてフランベルク三世のご意見番みたいな立ち位置にいる。
過去にサイが卒業した士官学校の校長を勤めていた時期があったのだが、自分が去った後に士官学校が「超人化」の異能のような目に見えて分かりやすく強力な異能に頼った考え方になっていることを知り、内心で頭を痛めている。そして新たなゴーレムトルーパーの操縦士であるサーシャが士官学校に入学することを聞き、自分も再び士官学校で教鞭を取ろうかとも考えている。
ちなみに士官学校の校長時代に当時学生であったフランベルク三世を教えた事があり、フランベルク三世が言うにはかなりの鬼教官であったらしい。
長年黒竜盗賊団に奪われていたザウレードが返ってきたことに加え、サイやサーシャという新たなゴーレムトルーパーの操縦士が現れたが、今のところ退役することは考えていない。
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