機体解説(3)
[ドランノーガ(第三形態)]
全長:25.0m
全高:18.8m
最高速度:M2.0
乗員人数:四名
搭乗者:サイ・リューラン、ピオン、ヴィヴィアン、ヒルデ、ローゼ
機体色:紺
武装:カロル・ディギトゥス
カロル・ブラキウム
カロル・アーラ・グラディウス
◾️◾️◾️◾️◾️・◾️◾️◾️
カロル・マーグヌム・コルヌ
パイルアンカー×2
ホムンクルス製造ユニット
ゴーレムトルーパーのコアユニットであるゴーレムオーブにサイの血液が付着したことによって生み出された機体。
ウォーン砦で蛇に似た姿をした巨大なモンスターと戦って勝利した後、モンスターの首を二本吸収した事で自己進化機能が発動し、下半身の竜の前腕部が変化。これにより不得意であった格闘戦も多少改善された。
また蛇のモンスターとの戦闘の最中に、機体のリミッターを外して下半身の竜を自動で戦わせる「機獣開眼モード」が解放された。この機獣開眼モードはモンスターと戦う為のゴーレムトルーパーの真の力なのだが、現在このモードを使用できるのはドランノーガだけである。
「カロル・ディギトゥス」
ドランノーガの上半身の人型の両腕に装備されている武装。
手の部分に左右それぞれ五門の砲身があり、そこから熱エネルギーの弾丸を発射する。
取り回しが非常に良く、移動しながらの攻撃や接近してくる敵の迎撃等に使用される。
武装内部にある充填装置にエネルギーを溜め込み、そのエネルギーを使用するカートリッジ式の武装で、充填装置のエネルギーを使い切ってしまうと、充填装置にエネルギーを充填する必要がある。
ちなみに武装名の「カロル」はラテン語で「熱」、「ディギトゥス」は「指」を意味する。
「カロル・ブラキウム」
ドランノーガの下半身の竜の前腕部に装備されている武装。
砲口から強力な熱戦を発射して前方にいる敵を焼き払う。
武装内部にある充填装置にエネルギーを溜め込み、そのエネルギーを使用するカートリッジ式の武装で、充填装置のエネルギーを使い切ってしまうと、充填装置にエネルギーを充填する必要がある。
ちなみに武装名の「カロル」はラテン語で「熱」、「ブラキウム」は「腕」を意味する。
「カロル・アーラ・グラディウス」
ザウレードとの戦いでザウレードのブレードを吸収した事によって自己進化機能が発動し、新たに戦闘用の機能が追加されたドランノーガのウイングユニット。
使用時は翼の形状が変形してからプラズマを纏って超高熱の刃となり、脚部と尻尾のブースターを使って高速で移動してすれ違いざまに敵を攻撃する。
ちなみに武装名の「カロル」はラテン語で「熱」、「アーラ」は「翼」、「グラディウス」は「剣」を意味する。
「◾️◾️◾️◾️◾️・◾️◾️◾️」
ウォーン砦で戦った蛇のモンスターの首を吸収した事によって自己進化機能が発動し、蛇の頭部のような外見に変化したドランノーガの下半身の竜の前腕部に追加された武装。
格闘戦用の武装らしいが本編未使用でどの様な機能なのかは分かっていない。
「カロル・マーグヌム・コルヌ」
ドランノーガの下半身の竜の額にある角に装備されている武装。
ドランノーガの主砲で、機体の全エネルギーを集中させた後、熱エネルギーに変換して発射する。
その威力は非常に強力なのだが反動が大きく、足場を固定して尻尾にある推進装置を使用しないと機体の体勢が維持出来ず、発射には準備が必要。
ちなみ武装名の「カロル」はラテン語で「熱」、「マーグヌム」は「大きい」、「コルヌ」は「角」を意味する。
「パイルアンカー×2」
ドランノーガの下半身の竜の脚部に装備されている巨大な杭を地面に打ち込んで足元を固定するカロル・マーグヌム・コルヌ発射時の耐衝撃用装備。
「ホムンクルス製造ユニット」
ドランノーガの下半身の竜の背部後方、上半身の人型の後ろ辺りにある装備。
ピオンにヴィヴィアン、ヒルデにローゼ、ドランノーガの専用オペレーターである四人のホムンクルスの肉体を製造して保存しておく機能を持つ。
また搭乗席としての機能もあり、ヴィヴィアンとヒルデとローゼの三人がドランノーガにのる時の専用席にもなる。
[ハンマウルス]
全長:23.5m
全高:16.2m
最高速度:190Km/h
乗員人数:一名
搭乗者:アースレイ・トールマン
機体色:黄緑
フランメ王国が保有するゴーレムトルーパーの一体。
アースレイの実家、トールマン家の初代当主がゴーレムオーブに血を与えて作り出した機体で、代々トールマン家の人間が操縦士を務めている。
最大の特徴は尻尾の先にある鉄球で、名前の由来となっている。
頭部から大量の空気を取り込む事で機体の一部を風船のように膨らませる機能を持つ。また取り込んだ空気を勢いよく噴き出す事により機体の動きを加速させたり、跳躍力を強化する事も出来る。
高く跳躍して上から尻尾の鉄球で攻撃するという戦い方を得意としており、自国だけでなく周辺の国からも空中戦が得意な機体として知られている。
空気を取り込み機体の一部を膨らませる機能は見方によっては非常にユニークで、パレードなどでは自国民(特に子供)に人気がある。
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