エレクチオン・パレード/双葉屋ほいる

作品名:エレクチオン・パレード

作者名:双葉屋ほいる

性癖:下ネタ

作品URL:https://kakuyomu.jp/works/1177354054894813311


 香川県で起きたエレクチオン・パレードとたかしくんの物語。物語?物語かもしれない。多分物語。

 一言で言うと精通。しかも夢精。じゃあ夢精通って事か。カタカナで書くとかっこいいよね、ムセイツー(現実逃避)

 物凄く講評が難しいんですがこれ……。でもやんなきゃダメですよね。頑張る。


 下ネタというのは誰もが持ち得る性癖です。

 誰だって下心はあるし、たまには下品な事を考えたり言いたくなる。普通はそれを外に漏らさずに自分の中にだけ留めておく物なんですが、ほいるさんはそれを曝け出しちゃってます。

 露出癖というわけでは無く、純粋に口からぽろっと漏れちゃったって程度の軽い感じでやられているんではないでしょうか。

 その時点でレベルが高いですよね。性癖力とかの話ではなく、人間としてのレベルが高いです。悟りでも開かれてます?

 9割ぐらいの人はこの小説を読んで ギャハハ と笑うでしょう。という事はほいるさんの考えに共感をしているという事で、ほいるさんの性癖を理解して受け入れているという事にもなります。

 ただ、その理解が小説を読んで下ネタという性癖に目覚めての理解なのか、それとも元から持ち合わせていた下ネタの感性による理解なのかが分かりません。


 人類の普遍的な性癖であるからこそほいるさんがこの小説を形にするのが凄い事なんですが、人類の普遍的な性癖であるからこそ性癖小説としての力も普遍的になってしまっています。

 個人的にはクリエイターとして『ほいるさん優勝』と言いたいのですが、性癖小説選手権としては判定が難しいです。

 色んな意味で問題作。ハハッ! ボクディッキー!!(現実逃避)

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