酔っ払って目が覚めた俺の家に見知らぬ制服姿の女の子が居座っていた件について/深恵 遊子
作品名:酔っ払って目が覚めた俺の家に見知らぬ制服姿の女の子が居座っていた件について
作者名:深恵 遊子
性癖:バー、飲んだくれ主人公、家庭的
作品URL:https://kakuyomu.jp/works/1177354054894806481
バーで飲んだ翌日にセーラー服を着た女の子が朝ごはんを作ってくれているという夢の様なシチュエーションから始まる飯と酒と夜の街と恋愛の物語。
性癖がバーというのは初めて見たんですが、バーで起こる様々なドラマが心に響くって感じっぽそうですね。自分も昔は男装バーに通っていて隣で飲んでいたおばさんに持ち帰りされそうになったので少しは分かります。
セーラー服姿の水商売の女の子の人生とか、金持ちになったはいいけど恋が実らない男の人生とか、親友に気を使ってくれてはいるけど色々と気付いていない店主とか、そういう色んな人生が垣間見えるのがバーという所でしょうか。
ただ、バーという概念が広すぎてちょっと性癖小説としては弱い感じがします。性癖としては面白くていいんですが、バーのどの部分にエレクチオンするのかが普通に読んだだけでは伝わりにくいですね。
モノローグとか地の文とかでもいいので、バーとはこういう物であるという『作者にとってのバー像』を読者に提示するとグッと性癖小説っぽさが上がると思います。
話自体は面白いので他にもバーを題材とした物語を読んでみたいと思いました。バー短編集とかあっても良さそう。
そして料理の描写が細かいのが個人的に凄く好きなんですが、これ料理については性癖じゃないんでしょうか?食う、寝る、犯るは動物の三大欲求ですし、食べる事も食べる物を作るのも性癖だと思うんですけどね。どうです?『性癖:料理』とかやってみません?
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