第2話にゃーにゃ―(余は満腹なり)
弁天は、うつらうつらしてきたのか、「
まるまる
地下室を降りるとーー中は暖かくなる、、、というか暑い
伊津之目にとってはかっては毎日のように、感じていた暑さだそこまで、暑いとは感じない
「んにゃ」
でも、弁天はそうじゃなかったのか爪をたてる
そんな弁天をやさしく抱きながら
「お久しぶりです「お母さん」
ーーー大きな、大きな
紅い大きな「鬼」を見上げる
ーーその「鬼」は寝ているが、、、そっと近寄り伊津之目はいつものように
専用のウーオータータオルーで体をふく
そして、そのあと「エンリル」を離れ、、、「ウオータードレス」らにもしていく
ーー体から「きいちご」をだし、、、鬼達の口に直接投げ入れる
地熱のせいで、かなり暑く、、、それも蒸し暑い感じではなく
湿度自体はそこまでない、ただ純粋に暑いーーまるで、溶けた溶岩がそばにあるようだ
恐るべきは、伊津之目は汗をかいてないということか
弁天は猫パンチを繰り返している
「じゃ、またくるからね」
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「東棟の怪物」
「ええー東棟は本来お客を止める西棟とは違い我らの住処なのですが
「開かずの部屋」とよばれるところがあるんです
それも何か所も」
「聞いたことがあるわーー強制収容所とかいろいろ聞いたことがある」
ーー人のうめき声が聞こえる、幽霊が出るetc.
「いまでは、そこは「封鎖」されましたがーー近づかないほうがいいでしょう
それで、皆様方はいったいどうされたのですか
何の理由があってここへーー」
その質問には、どうして一度この屋敷を捨て、、、外国まで行ったのに
今頃になって屋敷へ戻ってきたのか?
という咎めるような視線が入ってたーー
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