第5話帰宅中の再開

家具店からの帰り道、学生と思われる男1人女2人の内男に突然話かけられた

「龍斗?」

「ふおぇ?」

突然の事で龍斗が素っ頓狂な声を出して驚いた

「龍斗だろ?」

「?そ、そうだけど?」

(まじで誰?覚えてないなぁこんな奴知り合いにいたっけ?)

「やっぱり?そうだと思ったんだぁ、ん?覚えてないなぁこんな奴とでも思ってるだろ?」

「あ、あぁなんで分かったんだ?」

「顔に出るから分かりやすい、それと俺の名前は風疾隼人中学1年の時のクラスメイトだ」

隼人と話していると後ろから服を引っ張られたので振り向くと透夏が寂しそうな目でこちらを見ながら

「私の忘れてない?」

と話しかけてきた

「忘れてないよどうしたの?透夏」

睨みながら

「私も混ぜて下さい」

と言ってきた

「隼人いいか?」

と隼人に聞いたら

「おういいぜ、それよりお前ら仲良いなぁ付き合ってんの?」

とニヤニヤしながら聞いてきた

「あぁ」「はい」

「おっ息ぴったりだねぇ」

俺らを揶揄ってくる

「それより隼人後ろの2人はほっといていいのか?」

「あっ忘れてた、アイツらが睨んでるからまた今度な」

忘れてたと言った瞬間余計に凄い形相になって隼人を睨んでいる

「あぁドンマイ、後これ俺の電話番号だ」

「おうじゃあな暇がある時電話する」

隼人が行ったあと俺たちは何事もなく家に帰って昼食の支度を始めるのであった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る