第3話ショッピングモール
俺たちは今ショッピングモールに居る、何故かと言うと告白した後に透夏の日日用品(コップや歯ブラシ、生理用品等)が無いということを思い出し買い物にきていた。
「透夏、こっちのマグカップの方がいいんじゃないか?」
「高!?マグカップひとつで5000円!?もっと安くていいですよぉー」
さっきからこんな感じで、お金を普通の大人以上に稼いでいる龍斗の金銭感覚は普通の高校生である透夏には高すぎてこんなやり取りばかりしている。
「俺が払うから値段なんて気にしなくていいんだよ?」
「気にしますよぉー」
「分かったよちょっとくらいなら高くても安くてもいいから好きなのを選んでいいよ」
と言うと遠慮しながらもひとつのマグカップを取ってきた。
「りゅ、龍斗これにする」
「!?わ、分かったよ」
突然、名前で呼ばれてびっくりしたから出来るだけ悟られないように返事をしたが明らかに顔が赤いのがわかるので、間を置いて龍斗が言った。
「家具も買いに行こうか」
「えっ?家具も?お金大丈夫?」
と聞いてきたが俺は結構稼いでる上にあんまりお金を使わないのでかなり余裕があるのだ。
「大丈夫だよ、ベッドは俺と同じでもいいかもだけど一応自分の部屋もあった方がいいでしょ?」
「まぁそれもそうですねぇ、でも好きな人とやっと付き合えたんだからイチャイチャし、したい、で、、、す」
耳まで真っ赤にして可愛いなぁ!
「わ、分かったよ」
自分も真っ赤になるのが分かる、恥ずかしい。
ん?、周りが騒がしいなと思ったら周りの主婦達がニヤニヤながらヒソヒソとこちらを見ていた恥ずかしい。
「は、早く行こうか」
「そ、そうですね」
そして、支払いをした後歯ブラシや生理用品などを買ってショッピングモールから出て家具を買いに行くのだった。
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