2-5 夢現、新しい仲間

 窓から延びる朝の到来を告げる日差しでセリは目が覚めた。窓の外はすでに朝独特の忙しさが見て取れた。セリは大きな欠伸をしてベットから這い出る。体を大きく伸ばすと体のあちこちから音が鳴った。今までずっと寝ていたからだろうけどどう考えても運動不足だ。

 小さなテーブルの上にメモと服が置いてあった。


「これに着替えて。少しブカブカだけど我慢してね」


 と書かれている。服を見てみると、黒いシャツにぶかぶかのジャケットとこれまた妙な柄のズボンだった。着替えて居間に向かうとカテラはとっくの前に起きていたようで、キッチンに立っている。リビングにはおいしそうなにおいが漂っていて、テーブルの上には黒パンと目玉焼きと何かのハム、小さな器にサラダの様な物が乗っていた。


「おはようセリ、よく寝れたみたいでよかったよ」


 カテラはテーブルに二つのコップを置くとイスに座るよう促した。


「ごめんねー最近はあんまりこっちで食べないから、今朝急いで買って作ったんだけど、味は大丈夫だと思うよ。あ、ドレッシングかける?」


 白い液体が入った筒を差し出す。

 受け取りサラダにかけるとフォークを使い口へ運んだ。甘酸っぱい味と果物の様な香りがする。おいしい。目玉焼きにも手を伸ばし口に入れた。これも黄身が濃厚でおいしかった。


 食事を済ませ、教会に行く事になった。カテラは赤いマフラーと大砲を背負い、同じような格好で外へ出た。セリはそのあとを付いていく。

 昨日はよく見なかったが、周りの家々もカテラの家と同じ木造と鉄筋がくっ付いたような構造をしているようだった。村の中心まで来ると収集管に人が集まっている。


「水を汲んでるんだ。セリもここら辺の川の水は透き通ってても飲んじゃ駄目だよ」


 カテラは笑いながら言った。

 村の中心部から西に進すと、そこのおおきな囲いの中に入った。庭の様になっているらしく奥に装飾はないが立派教会があった。教会の中には何人も人がいて、そのどれもが剣や銃を持っていた。中の幾人かにじろりとみられたが、そのたびに隣にいるカテラに気付き目をそらしていった。


 礼拝堂まで進んだところで、奥から一人の女性が現れた。


「おはようございます、カテラ。話は中央から聞いていますがそちらが今回の?」


 相変わらず情報が行くのが早い事でとカテラは思った。


「おはようアンネ修道女。彼がセリだ。」

「初めまして、セリ、と言います。」


 セリは前に出て修道女にお辞儀をした


「初めまして、セリ君。貴方と出会えた事を神に感謝します。私の名前はアンネ・シュラスバール。傭兵教会の修道女をやっている者です。貴方はどこかの誰かさんと違ってキチンと挨拶できるのですね感心しました」


 アンネ微笑みながらカテラに対しての毒を吐いた。

 カテラは露骨にいやな顔をすると、セリの袖を引っ張って自分の方へ来させた。


「セリ、悪いけどここまでだ。後は、この立派なシスター殿に任せておけば安心だ」

 カテラはセリの頭をなでると、外に出ようとした。

「まだですよ、カテラ。貴方にはまだ話があります。」


 アンネ修道女はカテラのそばに素早く近寄り、マフラーを思い切り引っ張った。

 ぐぇ、と呻き声を出しカテラが止まる。


「なんですかシスター?もう終わったはずでは?私ができることは大体やりましたよ」


 腕を組んで答えている。アンネ修道女は頬に指を当て、さも当然の様に答えた。


「貴女には彼を、中央省まで連れて行っていただきます」

「はぁ!?」


 周りの人間の動きが止まるほどの大声を出した。セリがびくっとしてる。

 アンネ修道女は涼しげな顔でカテラを見つめている。


「貴女には回収と、保護を頼んだはずです。それはまだ完ぺきには果たされていませんから」


 完璧もどれもないだろ。其処からはお前ら傭兵教会の仕事のはずだ。

 アンネ修道女は続けて答える。


「せっかく扉の情報も教えてあげようと思ったのに…」


 カテラの動きが止まった。


「その話本当なのか?本当に?」


 服に掴みかかった。


「本当ですよカテラさん、落ちついてください。なぜかは分かりませんが中央の判断なのですよ。貴女に届けてほしいという事です。扉については中央の役人に直接聞いてくださ」

「分かった。私が責任を持って送り届けるよ」


 言いかけてカテラが遮った。


「それは良かった。それではカテラさん、セリ君、申し訳ありませんが、これから貴女には第二層の世界に行っていただきます」


 アンネ修道女はポケットに手を入れると一つの腕輪をセリに渡した。


「これは貴方に。お目付役として渡しておきますね」


 スカイブルーの色の透明なリングだ。受け取り手首にくぐらせると、セリの腕の形に合わせて腕輪が縮まった。腕輪の上に文字が浮かんだかと思うとそこに人型の影が浮かび、少女の姿になった。少女の影は人工的に作られたような声でしゃべりかけてきた。


「初めまして、マスター!私は端末型人工意識体『ニライ』です。よろしくお願いします」


 ぺこりとお辞儀した。


「これは、簡易ターミナルか?よくこんなもの残ってたねシスター」


 カテラが珍しそうに言った。ターミナルとは旧人類の遺産の一つで、人間の健康状態とかを総合的に観測し送信可能な通信端末だ。遺跡にも滅多に出ない超レアものと言ってもいい。


「カテラ、貴女が持っている通信機器ともリンクさせておきました。これでもし離れ離れになっても連絡が出来るでしょう。」

「ありがとう、シスター。それでも私がしっかりしてないとでも思っているの?」

「そういうわけではありませんが、万が一の保険ですよ」

 アンネ修道女は微笑んだ。

「中央省に行くための旅路は貴女に任せます。どこから行ってもかまいません。」「それではカテラ、セリ君、貴方方に第二層に行くための権利を解放します」


 手を二人の額の上にかざすと呪文のような言葉を唱えだした。空間にちりちりと違和感が走る。


「権利者より、管理者から市民へ。第二の層に行くための許可を」


 掌に紋章が現れて空中に文字を紡ぎだす。


 ≪管理者より確認した 市民カテラと旧人類セリの狭間渡りを許可する≫

 文字が消え静寂だけが残った。


「これで大丈夫です。それではお二人ともよい旅を。」


 アンネ修道女は微笑み、手を振った。


 ▽

 地図を眺めながらセリはイスに座り、これからの事を考えていた。とんとん拍子で話進み分からないうちにターミナルのニライと出会い、分からないうちに今に至る。

 準備の為に家に戻って、カテラは準備の為と言って二階に上がったきり出て来ない。

 やっぱり自分の事で悪かったのかとセリが思っていると


「マスターどうしましたか?」

 と、不意に顔の前にニライが姿を現した。

 どうやらターミナルの周り、セリの体の近くなら現界出来るらしい。此方を上目づかいで心配そうに見上げている。


「なんでもないよ、ありがとうニライ」

「いえいえマスター!それよりマスターは旧人類さんなんですよね?」


 ニライはくるりと回るとセリの膝に座るように腰を落とした。

「そうらしいね、でも何も覚えていないんだ。だからごめんね」

「マスターもですか!なんとニライもなんですよ!」


 驚いた様で両腕を上にあげている。


「えっ?ニライも?」


 セリは唸った。てっきりお目付役と言うくらいだから、そんなことはないと思っていたが、まさか。


「実は最近発掘されたらしいです。ハルア領域っていう場所で眠っていたらしいのです!」


 ハルア領域?セリは首をかしげた。自分と同じ場所から見つかったとはどういうことだろうか。


「私、ある装置の近くで眠っていたらしいのですが、だれもその装置を開けられなかったらしいのです!不思議ですよね」

 ニコニコ笑いながら子供の様にニライが言った。

 開けられない装置?まさか、それが僕なんじゃ――。セリがそう思った時、


「ごめんセリ、待たせちゃって。さ、行こうか」


 カテラが二階から降りてきたみたいだ。セリは考えるのをやめてイスから立ち上がった。


「第二層に上がるために旧灰の村と管町を経由して、天蓋を目指すコースで行くよ。」


 カテラは堅布で出来たリュックと大砲を背負いながら街道を進んでいる。

 周りは木々に囲まれていて鳥の声が聞こえ、近くには見た目的には透き通ってはいる川が流れている。

 上層に上がるための天蓋と呼ばれる遺跡を目指す為にはいくつものコースがあるが、今回は旅慣れていないセリの為に、比較的に険しくはないが長い道を選んだようだった。

 灰の村から北の岩の断層上にある旧灰の村は昔、水や食料のいくつかを運んでいた収集管が枯れてしまい、やむなく今の場所に引っ越したという所だそうだ。

 カテラはセリの歩幅に合わせてくれているが、セリはそれでも既に疲れてきていた。

 カテラばかりに運ばせていては悪いと請け負ったリュックが予想以上に重かったからだ。

 管町まで行けば歩行車と呼ばれる移動機械があるらしいのだが、それまではこの長い街道を徒歩で進まなければいけない。移動機械を使ってはいけない理由が、家畜である魔獣を驚かせないためらしい。ニライはセリの周りをふよふよと飛んでいて、荷物を運べない端末である自分自身を呪っていた。

 汗が滝の様に出てくる。カテラが心配そうに顔を覗き込んできた。


「大丈夫?そこらへんで休もうか?荷物やっぱり私が持つよ」

「だいじょ…はぁはぁ…ぶ…ぜんぜ…へいき」


 目の前がくらくらする。太陽は頂点でらんらんと輝いている。自分と同じくらいの年の女の子に、荷物を持たせるなど言語道断、それに何より自分はなんて不甲斐ないんだ、とセリは思っていた。だけど


「ごめ、カテラ、むり…うぅ」地面の上に座り込んでしまった。

「いいよいいよ、がんばった頑張った、其処の木陰で休もう」


 カテラは笑いながらセリから荷物を受け取ると、セリの頭をくしゃりとなでた。


「はぁぁぁ…」


 肩の痛みがやっとと取れてきた気がする。草の上に座り込んでいる。ニライがうちわの様な物を具現化させてセリの顔を扇いでいる。くすくす笑いながら、カテラはセリの背中をさすっていた。


「セリ、飲む?漢方のお茶なんだけど」


 カテラが大きめのサイズのポッドからお茶を木のコップに入れ差し出した。


「ありがとう」


 セリは受け取ってちょびちょび飲んだ。温かい、多少の苦みはあるもののこれはきっとおいしい部類に入るんだろう。体の疲れが吹っ飛んでいくようだ。

 立ちあがって背筋を伸ばす。先ほどの体の痛みが嘘のようだ。今なら何百メートルでも走れる気がする。


「大丈夫そうだね。もう少しで旧灰の村につくから、そしたら今日は休もう」


 荷物を背負いなおして、街道を進んだ。


 旧灰の村に入るための道が途切れていた。カテラはデジャヴュがどうとかと呟いていたが、仕方ないので、旧道を渡すように遮っているエナジーフィンを進んでいくことになった。

 薄い膜の様なフィンの上を歩くのは怖かったが、乗ってみると驚くほど硬かった。

 カテラが言うにはこれ一枚が稼働すると十年以上は一つの層全体にエネルギーを供給出来るらしい。この世界にはそれが五つあるらしく、一つが消えると一年足らずで修復されるそうだ。

 フィンから周りを眺めてみる。仄かに地上が緩やかな丸みを帯びているのが分かる。

 近くの高い山に城の様な建物が見えて、その上空には細い線の様な物体が見えていた。あれが天蓋遺跡という上層に上がるための装置がある場所。城の様な建物の方が管町という巨大な町だという。第一層の衣食の殆どがあそこで生成され、下に運ばれるらしい。


 フィンを乗り越え、旧灰の村に着いたころには、太陽は陰り始めていた。

 旧灰の村は廃村とは思えないほどきれいだった。特に宿屋なんかは中も片づけられていて、簡易ベッドなんかが置かれていた。管町に行く旅人や傭兵なんかがときどきここで休んでるらしかった。宿屋は昔、酒場も兼業していたのだろうか、部屋にどことなくお酒の匂と酒場がまだ健在であった頃の面影がどことなく残っている。

 セリはカテラに頼まれて、暖炉に薪をくべている。ニライはあちこちに飛びまわって、わーとか、うおーとか言ってはしゃいでいた。


「セリ、ありがとう。ご飯作るから手伝ってくれる?」


 カテラはリュックから乾燥野菜肉を取り出すとひょいひょい鍋の中に放り込んでいく。

 鍋を火にかけ、ちょっと新鮮な肉取ってくる、とかいって外に出て行った。

 セリは鍋をおたまでかき回しながら、コトコト煮込まれる鍋を覗き込んでいた。部屋中においしそうなにおいが漂っている。


「マスター!これはなんていうやつなんですか?」


 ニライがセリの近くを飛びながら言った。


「白いしたぶんシチューなんじゃないかな」

 鍋の中の具材はおいしそうに煮えている。


「しちゅーですか!ほえー」


 その時、突然二階から、物音がした。なんだ一体。


「マ、マスター、お、お化けでしょうか!?」


 ニライはガチガチと震えている。

 オバケナンテイルワケナイデショウニ。


「そ、そんなわけないだろ。見に行ってみる?」


 強がってしまった。やってしまった自分も怖いくせに。


「良いですよ!行きましょうマスター!」


 ニライは変なところで張り切っている。

 二階は思ったよりもずっと暗かった。ニライが懐中電灯代わりに発光してくれているが、大分頼りない光だ。部屋は手前から四部屋あるみたいだ。扉が見えている。


「一部屋ずつあけてみましょう」悪魔のささやきだ。


 一部屋目を開ける。軋む音がして扉が開き、鼻先に埃っぽいにおいが張り付いた。

 せき込みながら中を照らす、布団がないベッドと蜘蛛の巣が張ったタンスとテーブルが見える。何もいないみたいだ。二部屋目も三部屋目も同じだった。

 最後の部屋の前に来た時、セリの恐怖心はいくらも薄れていて、思考はさっきの音は気のせいだったんだろうな、で固定されていた。扉のドアノブを掴み、勢い良く開いた。


『きゃああああああ!!』


 ニライと悲鳴がかぶり高い声で乙女の様な悲鳴をあげてしまう。

 ドアの真正面にペシャリと人影、いや人の様なものが、座り込んでいたからだ。

 その座り込む人の後ろにぼおっと揺らぎが出来たと思うと、人の姿に変わった。透けている。部屋の壁が見えているんだもの。


「ひ、ひ、ひ、おばお化け…」


 ニライは腰がすくんで動けないようだ。セリもそうだった。


「ま、まさか、本物…う、ああ」


 声が上ずっている。一歩も動けなかった。その間にも幽霊はどんどん此方に近づいてきている。正面の座り込んだ人のそばを通過し、セリたちの目の前に立った。体が震えている。


「僕達を食べてもおいしくないで――」

「あの、驚かして申し訳ないんだけど、君の隣にいるターミナル、まだ空きある?」


 突如、目の前の幽霊がセリの言葉をさえぎって喋った。


「今ある人造体は壊れちゃってさ、生きてる機能が足りなくて、姿を完璧にリロードできないんだ。あ、もちろんお礼はするよ、お金もあるし時間があればキミのターミナルを改良もできる」


 よく見るとうっすら顔の様なものが見える幽霊は流暢に言葉をしゃべっている。

 その時階段の方から足音が聞こえてきてカテラが上がってきた。


「セリ!大丈夫かっ!?」


 セリが一階にいなかったから探しに来たのだろう。


「あの、カテラ、幽霊、じゃなくて…その」

「はぁ?なにいってn…」


 カテラは幽霊とばったり目があった。

 二人の動きは静止している。微動だにしない。


「っ・・・・・」


 カテラの脳が状況を理解する前に、カテラの体は恐怖で停止し後ろに倒れた。


 気絶したカテラを一階に下ろした後、セリはニライに頼み、幽霊をターミナルに移していた。


「今度はちゃんと挨拶するよ。俺はクラウト。中層の整備士。エナジーフィルの修復とかを担当していた」


 ニライの端末に移したためか姿がはっきりとしている。白い髪の青年だったようだ。

 仕事の為に中層へ下りてきたところを魔獣に襲われて人造人殻を壊し、動けなくなりながらもなんとかここへたどり着いて、後は生きてる機能を駆使しながらここに人が来るのを待っていたらしい。話を聞いているとカテラが目を覚ました。


「いやーよかったよ。ずっとこんなところにいるのかと思ったら寒気がしたが、君たちが来てくれたおかげで助かった。第二層に行くんだろ?なら俺も連れて行ってくれ。お礼はそのあときっとする」

「セリが良いって言うなら私はどうでもいいけど、通行許可もらってるの?」

「問題ない、体は失ったが幻体自体にコードが付加されているから第二層の中部区画までなら侵入できる」

「あなた、ただの整備士じゃないでしょ」


 カテラは訝しげに見つめている。クラウトは笑みを作るだけだった。

 いつのまにか外は暗くなり、夜が迫っていた。温めなおしたシチューと黒パンを食べ、セリは床についた。眠れずに何気なく天井を眺めていると、クラウトが話しかけてきた。


「眠れないのかい?そういう時は星の数を数えるといい」

 クラウトは姿を現しセリの隣に座った。


「自分が何なのか分からないんです、何も覚えてないし、変な力は持ってるし」

「変な力?」

「はい、鍵のかかった物を開けられるやつともう一つあるんですけど…鍵を開けるときはこう、掌に紋章見たいのが現れて…」

「紋章…鍵か…うーん」


 考え込むように顎を支えている。目は何所か虚空を見ている


「すまん、よく分からん。ただ、可能性としては管理者の力と酷似してはいるな」

「管理者?」セリはクラウトの方に顔を向けた。

「そう、この世界を支える存在で全ての層に数人ずついる。彼らの許可がなければ俺たちは上の階にかってに上がることもできない。全ては彼らの思うままってわけさ。だが、彼らは何物でもない、そのすべてをこの世界に捧げている。望んでいても望まなくとも、永遠とも思える長い時間をずっと…」


 クラウトは外を見据えながら答えた。その表情には何所か憂いの様なものが感じられる。

 話を聞いているうちに眠くなってきて大きな欠伸をした。


「ん、そろそろ寝るといい。明日も早いんだろ?」


 クラウトは微笑みながらセリの方を向いた。


「…おやすみなさい」セリは布団を大きくかぶると目をギュッと瞑った。

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