七つの大罪 「罪人の復讐者」

綾来タリ

第1話 憤怒の大罪人

この物語は憤怒の罪 

エド・クリエイスフォールドの昔話である



この国は身分による差が激しく

ランク制となってる

ランクはAからEがある

ランクがA~Bのものは貴族で

ランクC~Eであるものは庶民として扱われる。

俺ら家族はランクDだ、

お母さん お父さん 妹 そして俺

普通の生活も出来てる、

貴族になる必要がないと思ってる

貴族になったら苦労しかないと思うし

それなら今の平凡な生活をしてたいとおもう

エデ(ねー、兄さん、)

エド(どうしたんだ?)

エデ(みんな色んな物を持ってるのになんでうちにはないの?)

いつかは聞かれるとは思ってた

正直そうなるんだろうなとも思ってた

俺はなんと応えればいいんだろう

エド(それはね、きっと未来のためにお金を貯めてるんだ。

エデ(なんで貯めてるの?)

エド(いつかスゴイ物がでる、その時に使うんためだよ。)

(そうなんだ!)

ごめん、誤魔化してしまって、ごめん

ただ、今は誤魔化すしかないんだ 


能力と金で決まるこの世の中

俺の能力は他人に熱くするだけ

燃やすとかは不可能

だから、本当に弱い能力である

それでも幸せだ。

幸せでやまない

「学園」

学園では俺のような奴はイジメの対象となる

出来損ないの能力者は邪魔だ

消えろ、

こんなのは日常茶飯事で慣れた

それがどうした?までいった

イジメの主犯格にいるのはゼノンと言う奴

言うところの貴族である

ゼノン(おい、お前妹居るよな?)

エド(それがどうした)

ゼノン(いや、何でも無いぜ)

ゼノンは唐突ににやけ顔になった

正味気持ち悪いその笑顔に吐き気を催した

俺はなにか、違和感を感じてたのである 

何故聞いたのか、唐突すぎるからだ

イヤな予感がする

エド(お前 なんでさっき妹のことを聞いたんだ?)

ゼノン(なんでだっていいだろうそこは勝手だろ)

なんなんだ、にやけている今の話ににやける要素はあったか?

いやないはずだ、

どうしてにやけてる なぜだ、なぜ、

ゼノン(仕方ないから教えてやるよお前は屑だから妹も屑だろう、だから俺が貰ってやろうと思ってなー)

は?こいつはなにをいってるんだ、

妹が屑だと、、、、

咄嗟に俺は怒声を上げてた

エド(俺のことを屑というのは良いが妹のことまで捲き込んで言うんじゃねー)

その瞬間怒りが爆発し殴ってしまってたのである

その瞬間 周りに居たゼノンの警備隊が襲いかかってきた

警備隊たちはこう言う

(貴族に暴力を振るうのは言語道断)

俺は教室を飛び出した

あの時飛び出してなければ あーはならなかったずだ

そのまま家に帰った、親には説明しないで

説明をするのが面倒くさかったから

エデが心配だ、後で迎えに行こう。

二時間がたった。

迎えに行かないと、

学校まで迎えに行った

エド(おーいエデ!)

学校の前まで行けば会えると思ったが来ない

一時間が立つ 来ないことに違和感を感じ

先生に声をかけてみた

エド(あの エデって生徒帰りましたか?)

先生(帰ってたなー)

エド(そうでしたか、、)

帰った?じゃあなんで合ってないんだ?

電話をかけてお母さんに帰ってきてるか確認しよう

エド(ね…エデ帰ってきてる?)

母(帰ってきてないわよ)

エド(そっか)

居ない、そんなわけがない 

なんでだ、なんでだ、

唐突に電話が鳴った 

だれからだ 

??(お前なら怖くて取らないと思ったぜ)

聞き覚えのある声

もしや!

エド(ゼノンか!)

町の広場に後で来い 全て見せてやる

な、町の広場になぜだろうか。

広場に入っていく、

な、なんで、、、町の人たちが集まってる

それは処刑場になってたのだ。

ゼノン(これより、俺に暴力を振るった野郎クリエイスフォールド家を処刑するー)

ふざけるな、やめろ。やめろ。

ゼノン(じゃあ、いっくよー)

なんでだ、なんでこうなった!

エド(やめろ!!)

咄嗟に声が出た この状況がどうしようもないのは分かってたけども何故かである 

ゼノン(よく来たな、いまからてめぇーが逆らったからお仕置きだ)

エド(俺を殺したいなら俺だけにしろ!

ゼノン(それじゃあつまんねーんだよな、

だからお前の家族も一緒に逝かせてやるよありがたく思え。)

その瞬間ギロチンで父 母 妹の首が飛んだ

な、嘘だろう 嘘だって言ってくれよ

そんなわけがない、

エデ、ごめん 母さん 父さんもごめん、

ごめん、ごめん、ごめん、ごめん… 

途端にその謝りは怒りに変わっていき

何かが燃えていったのである

ユルサナイ コイツハカナラズコロス

エイエンニモヤシテヤル 

エド(ふははは、ふははははは)

ゼノン(どうした?気が狂ったか?)

エド(あー!狂ったさ!!だからやってやる)

タガが外れたのである。

全てのタガが外れ、限界を超えた。

エド(お前は怒らせすぎた)

この瞬間回りが燃え上がったのである

エド(俺はなんで少ししか燃やせないかわからなかった、だが今なら分かる 俺には復讐の心がなかったからってことがな!!!)

燃やしてやる、村ごと全てな!!

ゼノン(やめろよ!そんなことすんなよ!!冗談だろ?)

冗談だと、それこそふざけるな!!

俺の家族を殺して冗談だと!!

エド(冗談だと、ふざけるな!!俺の怒りを見せてやろう!!!

憎悪の炎は全てを燃やし尽くす

全てを燃やし永遠に苦しませる

さぁ!地獄の炎に飲み込まれよ

ヴァルハラダンテスト!!)

その一瞬である

民が燃え 町が燃え 苦しむ声が聞こえ出す

エド(救い無きものに救済を) 

そして、その事件で付けられたのが

七つの大罪憤怒の罪 エド・クリエイスフォールドである。

その後エドは憤怒の罪として追われてる者の真実は何処にいったかは不明 


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七つの大罪 「罪人の復讐者」 綾来タリ @akabanemike

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