第四十八魂

桃色の戦士


「え!?じゃあ、二人は戦士だったの!?」


店の最寄りの駅前。その物陰から、一人の少女の声が響いた。それは随分と張り詰められていて、結果なかなかな声量となって口から放たれていた。想定外のボリュームに、その少女……真穂まほの口を咄嗟に華恋かれんが押さえる。二人同様に、その場で座り込むもう一人の少女、ひかりは、その場から急いで辺りの様子を確認し始めた。


「シッ!声抑えて!」

「ご、こめん、びっくりしちゃって……」

「……大丈夫、みんなバケモンでそれどころじゃないっぽい。こっち気づいてないよ。」


申し訳なさそうに項垂れる真穂に、晄は咄嗟にフォローを入れる。実際に彼女の言う通り、人々は駅前で暴れ回る二体のバケモンにしか目が向かないようで、真穂の大声など、辺りの悲鳴や物音で簡単にかき消されていたようだった。


「なら良かった……」

「まあ、急にそんなこと言われて驚くなって方が無理よね。」

「でも、そっか、おそろいの首飾りが、まさか変身道具?だったなんて……!

あれ、でもなんでわたしにその話してくれたの?」

「……あんた、さっき何渡された……?」

「え?」


呆れ顔の華恋に、ただキョトンとした表情を浮かべるだけの真穂だったが、少し過去の記憶を思い返し、右掌の上に視線を移した。

真穂はここに来る最中、晄と華恋から、二人が戦士であること、揃いの首飾りの水晶の正体、バケモンがどんな存在なのかなどを聞かされた。そして、まだ戦士を持っていなかったという桃色の水晶に、次の戦士として選ばれたことを聞かされ、その水晶を手渡されたのである。

右掌の上で、優しい光を反射するそれは、真穂に求められている答えを思い出させるのに一役買った。


「あ……!え!?」

「静かに……!」


ようやく事の全てを理解した真穂は、また先程と遜色ないほどの大声を上げた。バケモンや他の人間に気づかれたくない華恋は、彼女に対してするのには珍しく顔を顰めた。


「もう、しっかりしなさいよ……!」

「うぅ、ごめんね……」

「まあまあ……。それより、早くバケモン倒さないと。二匹もいるし……」


バケモンが暴れている現場には、晄の言った通り二体のバケモンがいた。一体は羊、もう一体は蛾の姿をしており、彼らはこれといって協力するでもなく、陸と空それぞれで周りのことなどお構い無しに動き回っている。バケモンが一体でも厄介であるのに、全く違った行動パターンの者が二体現れてしまえばそれはさらに面倒になる。そうなれば、少しでも早くことに取り掛からなければならないだろう。


「そうだよね!……でも、どうすればいいの?」


バケモンの方を眺めながら真穂が問う。それを受けて、しばらく辺りの様子を眺めていた晄は、その体を彼女の方に向け直した。


「戦士には、それぞれ特別な呪文?みたいのがあって、それを言えば、水晶がピカーって光って戦士になれるんだよ。」

「じゅもん……覚えられるかな?」

「うーん、そんな難しいものじゃないから大丈夫だと思うよ!なんならメモっとけば良いし。えーっと、赤原さんのは……」

「それより、先に手本を見せた方がいいんじゃない?」

「そう……?じゃあ、そうしようかな……」


咄嗟にポケットに手を入れてメモ紙を探し始めた晄だったが、それから程なくして華恋に一言言われると、一度それを止めた。そしてまた再び真穂の方に体を向けると、胸から下げた黄色の水晶を握って、一つ深呼吸をした。


「『轟け、我が魂!』」


晄がそう唱えるやいなや、握られていた彼女の手のひらから光が漏れだした。わずかの間のそれが止むと、晄の首には黄色のスカーフ、その背には同じ黄色のマント、水晶を握っていたはずの右手には、雷のように光る両剣が握られていた。


「……え!?」


ほんの一瞬の出来事に、真穂は目を白黒させて驚いた。その大きな反応を前にしたり顔を浮かべる晄だったが、遠くから聞こえたガタリという物音に、その表情は崩された。


「えっ、なにごと!?」


ふと駅の方へ振り返れば、二体居たバケモンのうち、蛾の姿をしている方が、その駅の屋根の方へぶつかっていた。壁面に飾られていた『木霊こだま駅』の文字が、遠目にも歪んでいるのが見えた。

これは不味いことになった。そう思い焦る晄だったが、そう思った彼女より先に、そのそばにいた華恋が立ち上がった。


「『咲き誇れ、我が魂!』」


彼女がそう唱えると、胸に下げた赤色の水晶が激しく輝いた。それが止むと、華恋の首元には赤色のスカーフ、背には同じ赤色のマント、その手には一輪の花を模した杖が握られていた。


「先行ってるから、真穂のこと頼んだわよ!」


彼女も状況の悪化を理解したのだろう。真穂に呪文を教えねばならない晄にそう言い、一足先に蛾のバケモンの方へ向かって行った。


「ありがとう!すぐ行く!」


そう言って彼女を見送ると、自らのズボンのポケットへ手を入れて、ゴソゴソと動かした。それは程なくして止まり、ポケットから引き抜いたその手には一枚のメモ紙が握られていた。


「?これになにかメモしてるの?」

赤原あかはらさんの呪文が……えっと……あ!これだ!」


少ししわくちゃになったメモ紙を広げ、目を皿にしてそれを見つめる晄だったが、ある文字を見つけるとサッと視線を上げて真穂を見た。


「『誘え、我が魂。』これが赤原さんの呪文だよ。」

「いざなえ?それを言えばいいのね、わかった!」


そう言って立ち上がると、真穂は一つ深呼吸をした。先程の晄のように、渡された桃色の水晶を強く握る。胸のあたりがドクドクと脈打つ。けれど、それは恐怖や不安のような、マイナスな感情から来るものとは明らかに異なっているのだと、真穂は理解していた。


「『誘え、我が魂!』」


彼女がそう高らかに唱えると、その手から桃色の光が漏れだした。それが止むと、彼女の首元には桃色のスカーフ、背には桃色のマント、そして、その肩からは桃色のポシェットが斜めにかけられていた。


「で、できた……」


一連の流れが終わった時、真穂の口から零れたように声が出た。そのまま、しばらくぼうっと立って動かなくなった真穂を晄は少し心配そうに見つめていたが、ある時突然動き出し、斜めがけにしたポシェットの蓋を開けた。


「わあっ!かわいい!」


それを覗き込んだ真穂が初めに出した言葉は、それだった。


「え、あ、ん?」

「みてみて!香水がこんなにいっぱい!」


真穂が戦士の姿に変わった時、その頭の中に一気に情報がなだれ込んできた。桃色の戦士とは、どのような戦士なのか。また、どういう手段で戦い、どういう武器を持つのか。その武器が一体どんな性能を持っていて、それをどのようにして使いこなすべきか。

しかし一方の晄は、エレッタから大まかな戦法は聞いていたものの、その具体的な内容など理解していない。真穂にポシェットの中身を見せられた時、晄はなんと答えるべきかもわからず、無言で苦笑いを浮かべるのみだった。


「香水……なの?」

「色もいっぱいだよ!どうしよう〜!!」

「えっ……と、とりあえず行こうか。」


晄は立ち上がると、真穂に軽く視線を送って、羊のバケモンの方に駆けて行った。真穂もそれに続いて走り出す。

視線の先のバケモンは、こちらに気づいてはいない様子で、駅前の広場を駆け回っている。その薄緑の毛が、周りの景色から浮いていた。十メートルほど距離をつめきったところで、晄は囁くような声で唱えた。


「『フルミネ!』」


途端、晄の姿は消え、代わりに一筋の黄色い雷が現れた。それは、羊のバケモンの方に向かっていくと、その柔らかそうな薄緑の毛の中に飛び込んでいった。


「ぎゃあぁぁぁあぅあ!!」


バケモンは、突然襲ってきた痺れるような痛みに驚いて、跳び上がりながら悲鳴をあげ、へたりと倒れ込んだ。それから程なくして、モコモコと綿菓子のような羊毛から這い出てくるようにして、晄は顔を出す。その手に持つ両剣でいくつかの羊毛を刈ると、幾分か動きやすくなった足元に、ここから跳び上がるために力を込めた。


「えいっ!」


と、その時だった。ちょうど晄が来た方から何やら掛け声が聞こえてきたのだ。何事かとその目をやってみれば、薄桃色をした小さな、何かボールのような物が、こちら目掛けて跳んできているのがわかった。とっさに上体を屈めて避けようとしたものの、その速さは晄の想定を遥に上回っていたらしい。晄の願いはかなわず、その薄桃色の何か……香水瓶は、彼女の額にガツンと音を立ててぶつかった。


「いっ!」


なかなかな速さで向かって来たそれは、普通ならば彼女の額でパリンと割れそうなものだが、不思議とそれはゴムマリのように跳ね上がると、物理法則では考えられない方向……真上に向かって飛んでいった。


「えっ!?」


ぶつかった本人である晄にしてみれば、香水瓶は突然消えたように見えたようだった。その行方を探すために辺りをキョロキョロと見回していた晄だったが、その時、ぽつりと頭の上に何かを感じた。まさか、雨だろうか?視界に移る青空を疑いながら、晄が顔を上げた時、その真上にようやく香水瓶を見つけた。


「なっ……うわぁ!?」


信じられない光景に唖然としていた晄だったが、そんな彼女に考える暇すら与えず、香水瓶からシャワーのように薄桃色の液が流れ出した。正体の分からないそれから逃れるように今度こそバケモンの体から飛び出すと、地に足をつけるやいなやさっさと振り返って、その香水瓶を見上げた。


「ごめん!大丈夫だった!?」


ふと、後ろから声がした。振り返ると、その声の正体である真穂の姿があった。心配そうなその面持ちに、晄は疑問に思いながらも笑って答えた。


「うん、大丈夫だよ?」

「そっか……でも、まさかひかりちゃんにぶつかるなんて思ってなくて……」

「え……ああ!びっくりしたけどそんな痛くなかったから!」


申し訳なさそうに告げる真穂。彼女の言葉に、ようやく晄はその意味を理解した。先程向かって来た香水瓶は、彼女が投げてきたものだったのだろう。少し前に真穂が見せてきたポシェットの中には、大量の香水が入っていた。おそらくあれは、そのうちの一つなのだろう。

改めて香水瓶を見上げてみれば、それはまるで落ちてくる気配もなく、バケモンの真上で香水の雨を降らせている。それを少し浴びた晄は、自分の体から何やら甘い匂いが漂ってきているのがわかった。その香りは、気づけばこの辺り一帯を包み込んでいた。


「わたし、戦士っていうくらいだから、あぶないものを振るって戦うのかと思ってたんだけど、そうでも無いのね。」

「……そうだね。」


しみじみと考え込むように真穂が零す。エレッタから彼女の能力を何となく聞かされていた晄は、実際にそれを目にしてもあまりしっくりきていないようで、一拍遅れて返事をした。

桃色の戦士の武器は、晄や木葉このはのような物理攻撃とも、華恋や未来みらいのような魔法のような力とも違っていた。それは、今存在しない者も含む、全ての戦士の中でも類を見ない、言うなれば精神攻撃というものであった。

真穂のポシェットの中には、大中小の香水瓶が入っていた。それぞれの瓶には、異なった色の香水が入っており、それをバケモンにかけたり投げつけたりとして浴びせることによって、彼らに夢や幻を見せることが出来るのである。大きな瓶の香水ほど効果が上がり、効果が上がるほど、その夢や幻を操ることが出来るのだ。彼女が先程投げつけた薄桃色の香水瓶は、一番小さな香水瓶であり、その効果はせいぜい幻覚を見せる程度であった。


「ぐ、うぅ……」


と、その時、二人の視線の先にいたバケモンが目を開いた。薄緑の羊毛は、すっかり香水を吸って赤みがかっている。先程食らった電撃のせいか、それとも香水のせいか、バケモンの足取りはフラフラと怪しく、目元もぼんやりとして、気だるげだった。少し様子のおかしいバケモンの姿に、晄は武器をかまえ警戒を見せるが、立ち上がったバケモンが向かった先は、彼女達の方向ではなく、向かって右側……華恋が戦っている蛾のバケモンの方向であった。


「あっ、ちょっと!?」


攻撃された対象ではなく、味方を攻撃している対象に向かおうとしているのだろうか?そんなことを考えているかは分からないが、晄にはバケモンの行動が予測できなかったようで、足取り怪しい、しかしながらけしてゆったりとはしていない歩きに、晄は焦って後を追った。




華恋と蛾のバケモンは、どちらかといえば華恋の優勢だった。しかし、呼び出した鳳仙花の種が何発か当たったという程度で、それ以外の花の攻撃は受け流されていた華恋は、けして圧倒しているとは言えなかった。


「ああもうっ!」


その大きな羽に大きな穴でも開けられたならば、彼女はより優位に立てるだろう。しかし、彼女が攻撃を当てられることが出来た場所というのも、羽の外側のほんの一部分であり、バランスが取りずらくなったからか、確かにバケモンの飛ぶ高度は下がったものの、痛みを感じないバケモンには、そこまで大きな損害とも言えないようだった。


「当てるなら当てる!当てないなら当てない!!」

「なんでそっちが偉そうなのよ!?」


上から声がしたと思えば、その正体は蛾のバケモンであった。何故か、なかなか攻撃を成功させない華恋に苛立っているようである。もし攻撃が当たったら損をするのは自分であることを、本人は理解しているのだろうか?蛾……つまり昆虫であるバケモンは、苛立ちの感情から生まれるため、現在は苛立ち以外の感情を持っていない。そのためのあの発言なのかもしれないが、華恋はそんなバケモンの発言に苛立っていた。

今度こそは攻撃を成功させてみせる。そう意気込んで、華恋はすでによびだしていた朝顔を操ろうと、つよく杖を握った……と、その時だった。


「うらぁぁあ!!」


華恋でも、ましてや蛾のバケモンでも無い誰かの声が聞こえてきた。後ろから聞こえてきたその声に何事かと振り返ってみれば、華恋の視界には薄桃色の毛の塊……いや、先程真穂の攻撃を食らった、羊のバケモンの姿があった。


「きゃあっ!」


その姿を捉えられた頃には、華恋との距離はほんのわずかであった。前々から攻撃をする機会を伺っていたのかもしれない。華恋は、羊のバケモンの突進が迫っていると恐れ、咄嗟にしゃがみ込んだ。


「……え?」


しかし、華恋の予測と現実は異なっていた。バケモンは、華恋のすぐ手前で跳び上がると、空中で、あの蛾のバケモンに体当たりをした。


「かれんちゃん!!」


想定外の出来事に唖然とバケモン達を眺めていると、また後方から、今度は聞き覚えのある声が聞こえてきた。その声に振り返ってみれば、駆け足で近づく真穂と晄の姿が見えた。


「あの、あれってどういうことなの……?」


華恋は、バケモン達を指さして言った。見てみれば、蛾のバケモンに羊のバケモンが覆いかぶさり、その蹄をもって、蛾のバケモンの羽を叩き続けている。蛾のバケモンの、やめてくれという悲鳴が時折聞こえてくる。思わず、うわぁと声を出す晄に対して、真穂はケロッとした表情で、なんということでもないように説明した。


「あっちのちょうちょさんも倒さなくちゃいけないんだろうなって思ったから、ひつじさんに、あのちょうちょさんが嫌いな人に見えるようにしたの。」

「……はぁ。」

「赤原さんは、バケモンに夢とか幻覚?とか見せる力があるんだって。」

「……そ、そうなのね。」


真穂があの羊のバケモンに見せた幻は、華恋と戦う蛾のバケモンが、羊のバケモンにとって憎い相手に見えるようにする、というものだった。幻の中のぼんやりとした世界の中で、憎い相手が蛾の羽を生やして楽しげに飛んでいる……そんな悪夢のような光景に、あのバケモンは耐えられなかったらしい。真穂の狙い通り、羊のバケモンは蛾のバケモンに攻撃を仕掛けに向かった、というわけである。真穂が変身した時、頭に流れ込んできた有効な戦術の一つだった。

華恋が大方理解しただろうという所で、真穂は二人の元を離れ、取っ組み合いを続けるバケモン達に近寄った。彼らとはほんの数メートル程度しか距離がない、というところまで来ると、真穂は、おもむろにポシェットを開け始めた。


「お、お嬢ちゃん、何する気……?」

「ふふっ、大丈夫。ちょっとねたら、おうちに帰ってるからね。」


震える声で蛾のバケモンが言うのを、真穂は笑って宥めるようにそう告げた。蛾のバケモンにはそれが恐怖で仕方なかったが、それ以上に、蹄で触覚を擦られることの方が余程苦痛だった。真穂は、ポシェットから一番大きな藤色の香水瓶を取り出すと、プシュプシュと音を立てて、バケモン達にふりかけた。


「えっ、なに、し……」

「おやすみなさい。」


真穂がそう言うと、先程まで取っ組み合っていたバケモン達は、どちらも等しく目を閉じ、眠り始めた。不思議と、どちらも安らかな寝息を立てている。バケモン達が見ている夢は、けして悪いものではなさそうだった。

気がつくと、すぐ側に晄と華恋がやって来ていた。二人は、バケモンの眠っている姿を見ると、驚いたように目を見合せた。


「これ、真穂がやったの……?」

「うん。寝てるから、静かにしてあげてね。」

「そ、そうね。」

「……これ、もう浄化できるかな。」


真穂の一言に従って、二人とも静かな声で言う。しかし、真穂はそのうち、晄の言葉が引っかかったようで、不思議そうに顔を上げた。


「浄化……って、どうやるの?」

「あぁ、これもみんな呪文があって……」

「ああ!えっと……誘え、我が……」

「違う違うそうじゃなくて……!」


晄は、真穂の珍行動に驚いて声を上げた。真穂は、自信満々に口にしたそれに気恥しさを覚えたが、一方の晄はいつの間にやら取り出したメモ紙を見るのに必死だった。


「……あ、これこれ!」

「別にあるんだね!わかった。これね?」

「そうそう。」


真穂は、晄が指さしている呪文の文字列を読み取ると、ひとつ深呼吸をして、バケモン達を起こさぬように、呟くようにしてこう唱えた。


「『バタフライドリーム……!』」


すると、どこからか桃色の羽の蝶が現れ、二体のバケモンを囲むように飛び回った。その蝶がみるみる増えていき、やがてバケモンの姿が隠れるほどになると、蝶は光り輝き、気づけば蝶もバケモンも、どこからもいなくなっていた。

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