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目次
kiss of love
その口づけには 愛の欠片もなくて
貪るように降らされる その数々は
ただの 欲の塊のように思えた
愛だとか 恋だとか
現実を知らない 乙女だけが見る
夢だと思っていた
そうじゃないなんてね
聞くだけじゃ 分からない
自分に降りかかってみないと分からない
バカな私
いっそ全てを 壊してみたら
楽になれるのかな
傾きそうな気持ち 怖くて
高鳴った心 押し潰した
ただの 勘違いだと
目の前の景色 真っ黒に染め上げた
現実じゃなくて 物語の中だけに
あるものだと思っていた
信じたくない 見たくない
現実だと思いたくない
こんな私
いっそ全てを 否定してしまえば
いっそ全てを 受け入れてしまえば
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