第5話約10年前のお話

10年前まだ2人が出会う前のお話



スケラシア王国は世界的に見ると東にある大陸にある王国だ王城は首都アルセイダある

まだ6歳のリリアは好奇心旺盛で今日も城の中をいろいろ回っていた。

ある日リリアは城の中で不思議な部屋を見つけたのだ


「この部屋は...入ってみよ!!」


中にはいろいろな書物や見たこともないような道具があった


「なんだろうこれ」


リリアは球体の綺麗な石を見つけたそれを置いてある台座は何やら時計のように歯車が沢山あった


「なにか棒がでてるちょっと触ってみよ」


リリアは球体の石を台座のようなものからとりハンドルのようなものをいじり出した

数分それと格闘するとリリアは回ることに気がつき回し始めた

リリアは回すのに夢中で気がつかなかったがなにやら周りが明るく光り始めその場からリリアは消えた



**


約10年前行橋君人6歳は両親と一緒に東京観光に来ていた。上野公園で夕方まで遊び夕方5時ごろ東京タワーに来た当時はかなり東京タワーに行きたかった君人はかなりはしゃいで迷子になってしまった

建物の外に出ると君人はドレスを着た小さい女の子を見つけた。

近くに行くと周りを見渡していた


「おいおまえどうしたんだ?」

「ここはどこ?」

「ここは東京タワーだけど」

「東京タワー?」

「ほら上見てみろめっちゃ高いだろ?」

「ほんとだ高い!城より高いなあ」

「城?そういえばドレス着てるけどどこかのお姫様?」

「そう!」

「手に持ってるのなんだ?」

「これ?なんか城の部屋で見つけたのこれ回るんだよ!」


そういうとリリアは回し始めた


「へーおもしろそう!それ逆向きには回るの?」

「わかんない!試してみるよ!」


そういうとリリアはハンドルを逆に回し始めた


「君人〜どこ〜!」

「あっやばい母さんだじゃあな」


君人は返事を聞かぬ間に走り出した

逸れた両親とはすぐに再会した


「あのねさっきあそこになんか不思議なものもった女の子がいたのほらあそk...あれ?」

「見間違いじゃないかしら?」

「絶対違うもんいたもん!」

「はいはい」


**


「あれ?さっきの部屋?さっきまでのはなんだったんだろ夢かなぁとりあえず戻ろ!」


リリアは部屋を出て自分の自室に帰った


**


「東京タワーも10年ぶりかあ前行った時はなんか変な女の子がいたなあ」


10年前のこの2人の出来事を詳細に覚えてる者はいない2人が気付くのももっと後の話

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る