第2話これからどうしよう
異世界に行くはずが異世界から金髪美少女を召喚してしまった主人公行橋君人は悩んでいた。なにぶん帰し方がわからないのだあの怪しい本が売っているとも限らないし
(ネットにはそんな本なかった)
この世界で魔法とか勇者とか必要ないだろうし
(もしあの金髪やろうが魔法使えたとしてマスコミに見つかったらめんどい)
世界中で問題はたくさん起きてるけど解決法したところで帰れるって保証ないし
(あいつが戦争とか政治問題とかパンデミック等々解消出来るとは到底思えない)
ということで俺がたどり着いた結論はこれだ。
とりあえず明日あの本屋言ってあれと同じ本がなかったらもうしょうがないからこの世界で暮らしてもらおう
(どうせ見つかるだろしもう帰還方法探すのまじでめんどくさいし)
とか考えているあいだ例の金髪やろうことリリアはテレビに興味深々だったまあ異世界がどれくらいの文明レベルだったのかは知らないがテレビやスマホに驚いているところを見るとそんなに文明は進歩していなかったのだろう
俺はリリアを連れて夕飯を近所のコンビニに買いに行こうと思ったのだが
こいつドレスじゃんということで俺はタンスにあった去年着てた上着とTシャツとジャージのズボンを出してきて着替えさせることにした幸い今は2月上着着ればなんとかなるだろということである
「リリアとりあえず夕飯買いに行くんだけどドレス目立つからとりあえずこれに着替えろ」
「なんで私も行かなくちゃいけないの?」
「は えーっとなまあ好みとかわかんないだろ」
「はあわかったよでもなにこのセンスのない可愛くない服は」
「しょうがないだろ俺はここに一人で暮らしてるんだから女ものの服なんてないんだよ」
「こんな綺麗そうな建物に一人ね嘘でしょそれかどこかの商人?それとも貴族?」
「どれでもねーよ俺の家の家系は代々平民だよ!文句言ってないで早く向こうの部屋行って着替えろ!」
そういうとリリアは大人しく和室の方に行き着替え始めた
約30分後リリアがやっと出てきたどうやら上着のチャックに苦戦したらしいずっと愚痴ってる
そして俺たちはコンビニ行くために外にでた
「うわあすごい明るいさっきのテレビとやらと同じく何か魔法でも使っているのですか??」
さっきまでとは異なりかなり興味深々のようだテレビを見ていた時の顔と同じだ
「魔法なんてこの世の中には使える人なんていないよまあ技術が発達した結果だな」
「魔法じゃないとしたらなんなんですか」
「うーんまあわからん」
リリアはコンビニまで行く道中時折通る車や信号に驚いたりしながらコンビニに着いたコンビニに入る時自動ドアに驚いていたがそんなことは気にせずに俺はお弁当コーナーに行きお弁当を選び始めたリリアは俺を見習い選び始めた
「念のため言っておくがまだ食べたらダメだからな決まったら俺に渡せ」
「なんでわたさなきゃいけないのよ」
「おまえお金持ってないだろ」
「持ってるわよほら」
といってリリアが取り出したのは見たこともないものだった
「....この世界でそれが使えるわけないだろ!」
「えっ使えないの」
「逆に異世界も同じお金使ってるとでも思ったか!とりあえず早く決めて早く帰るぞ」
俺は唐揚げ弁当とサラダを選んだリリアはおにぎりが入ったお弁当にしていたそれらをカゴに入れ適当にお菓子やらジュースやらもカゴに入れ会計を済ませ家に帰ると22時近くになっていた
夕飯を済ませお風呂に入り(リリアに色々教えるのめんどくさかった...)
俺はリリアに注意事項等を話しておくことにした
「とりあえずおまえが魔法使えるかどうかわからんが使うなまじで後がめんどくさくなるあと俺は週に5日は学校ってところに朝から夕方まで勉強しに行くからその間外に出るな」
「なんかかなり制限されてるんですけど」
「当たり前だろ!おまえこの世界のことなんも知らないから万が一のことがあったら苦労するのは俺なんだよ」
「わかりましたよ」
「わかったんだったらそれでいいとりあえずしばらくは寝るとき俺の布団を使っとけ」
そんなこんなでリリアは寝た俺はやっとゆっくりできると思いテレビをつけアニメを見ることにした
「疲れた起きたら全て夢でしたってならないかなぁ」
気づいたら寝ていた
翌朝俺は携帯の目覚ましの音で目が覚めた
「ああもう朝かとりあえず昨日の事は全部夢でいいんだよな」
そんなわけはなかったなぜなら部屋の扉を開けたらベットには金髪の美少女リリアが寝ていたからだ
「夢なわけないか...」
この時彼は思っていなかったこれはこれからはじまる激動の日々の幕開けだということに
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