p.118 答え合わせ

 

 セトの魔法術師試験一日目が終了し、セトはシバの家に帰宅する。

 初めてシバに会った時、セトは本能的にシバを「おっかない人」と感じ取った。そこに佇む空気が他を圧倒し、有無を言わせない眼光に背筋が伸びた。ルーシャに事前に全協会員が大魔導士だと尊敬する人物だとは聞いていたが、その意味を肌で感じた。


 会長のフィルナルにはルーシャの仕事の都合で1度だけ会ったことがあり、率直に「偉い人」という空気を感じた。強い信念に近い力を感じ、それと共に負っている責務を匂わせる立ち振る舞いがあった。物言いが威圧的な部分もあり、いわゆる権力者のような雰囲気もあったが嫌いだとは思わなかった。


 大魔導士の家に帰ったセトは家の中に入り驚く。


「あれ、リルトとリヴェール=ナイトじゃん。久しぶり」


 決して大きいとは言えない家のリビングには久しぶりに会う人物が寛いでいた。覇者の目覚めの時に備え、対策を講じている二人に会うのは3ヶ月ぶりだった。


「よ、久しぶり。ちょっと見ない間にでかくなったんじゃないか?」


「何の嫌味だよ、1センチも伸びてねぇよ」


 ムッとしたセトはリルトを睨みつけ、その先にいる人物に目がいく。美しい金髪に淡い青い瞳、すらりとした美女がリルトたちとともにティータイムを嗜んでいたようだった。


「シスター、あんまり食べすぎないでくださいよー」


 誰だろうと思った時、ちょうどルーシャがキッチンからひょっこり姿を現す。エプロン姿で夕食の準備をしていた様子だった。


「はい、はーい。ルーシャ、このチビちゃんがあんたの弟子ね」


 返事をしながらも金髪の美女・オールドの手はテーブルの上のクッキーに伸ばされている。セトはまじまじとオールドのことを見つめる。


「シスターには紹介まだでしたね、弟子のセトです」


 エプロン姿のままルーシャはセトの隣に立つ。紹介され、セトはとりあえず一礼しルーシャを仰ぎみる。


「セト、あの人は私の師匠のシスター・オールド」


「・・・え?シスターの師匠って〈青ノ第二者〉のマスターだったんじゃ?」


 ルーシャの紹介にセトは頭をひねる。確か聞いた話では、ルーシャは〈第三者〉であり、その師匠は最後の〈第二者〉だったはず。自分以外の〈第二者〉と呼ばれる存在がいるというのは聞いたことがあるが、特にルーシャから詳しく聞いたことは無い。


「〈青ノ第二者〉は逝去してしまったので、オールド姫が後任となったのだ」


 リヴェール=ナイトがルーシャよりも先に口を開く。思わぬ情報にセトはどう口を開くべきか考えているが、紹介されたオールドは軽やかに手を振る。


「どーも、オールドよ。なんかあったら相談くらいのるわよ」


「あ、どうも・・・。え、オールド姫ってベタル王国の王女様じゃ・・・」


 フレンドリーに笑うオールドに対し、セトは混乱しながらも聞いたことのある名前だと気付く。世界史の教科書に現役王家の名前が少し載っている。その中でもベタル王国は魔力と権力の癒着を嫌って切り離しているのは、現代史のなかでも有名な話だった。魔力の強さや扱いの上手さは権力や地位と結びついていることが多い。


「まあねー」


 軽く返事をしながらオールドはクッキーをぺろりと食べる。初めて王族と見えたセトはどうすべきかとルーシャを伺いみるが、ルーシャは敬語こそ使っているものの案外フレンドリーに一国の王女に接している。ルーシャと出会うまで礼儀作法など殆ど学んでこなかったセトは、未だにルーシャやリルトたちに対してはタメ口で接しているが、シバや他の大人には敬語で接している。


「セトにとって師匠の師匠ってことは・・・グロース・オールドってことか。似合わねぇな」


 リルトはオールドとセトを交互に見て軽口を叩いて笑う。


「あたしは師匠ってキャラじゃないからねー、そんな大層な呼び方はいらないわよ。適当に雑談できて頼れるお姉さんってので良いのよ。ね、ルーシャ」


 どう反応すれば良いか困っているセトをフォローするかのようにオールドはルーシャに話を振る。キッチンとリビングを往復し食事の準備を手伝うルーシャは「実際、シスターに魔法術について教えてもらったこと無いですしね」と軽口を返す。


 ルーシャにとってオールドは師匠というより、何でも相談して、笑いあって、楽しめる関係であった。どうでもいい事で笑って、美味しいものを一緒に食べて、何かあれば頼ることができる──それこそ、姉のような存在だった。ナーダルや実質的に鍛えてもらったシバとはまた違う立ち位置の頼れる存在だった。


「なんで、あんたらはグロース・シバの家に大集合してるんだ?」


 今まで忙しいということで、リルトもリヴェール=ナイトも姿を現すことは無かった。久しぶりの再会は嬉しいものではあるが、急に音沙汰なく集合されると驚きとともに何かあったのかと思えてしまう。


「セトが試験受けるって聞いてな。前祝いに来たんだよ」


「気が早いって。これで落ちたらどうしてくれるんだよ」


 リルトのあっけらかんとした言葉にセトは心底嫌そうに眉間に皺を寄せる。魔法術師試験の筆記試験が終わったところであり、明日は実技試験がある。魔法術師試験の本番は実技試験だと言っても過言ではないほど重要なものだった。


 その後、リルトとリヴェール=ナイト、オールドと雑談に花を咲かせる。早くもオールドとセトは打ち解ける。どちらも元々、社交的で裏表の無い性格や物言いが似ていることもあり、不思議と昔からの知り合いかのようだった。



 夕食の準備が整い、一同は和気藹々と食卓を囲む。心做しかシバも大勢の食卓に嬉しそうな表情を浮かべている。ひとりで生活しているシバは、ここ数ヶ月ルーシャとセトが居候して賑やかな毎日を送っていた。特にセトはまだまだ若く、ナーダルとはまた違う意味でシバに物怖じしないタイプであり、どこか新鮮な毎日だった。


「そう言えば、シスターの師匠は〈青ノ第二者〉だったんだよな?どんな感じの人だった?やっぱり魔力の扱いが上手かった?」


 セトは聞きたかったことを口にする。ここにいるメンバーは全員、〈青ノ第二者〉の存在を知っている。自分と同じ役割にあり、自分と違うが同じ竜の魔力を手にしていたという存在が気にならないわけが無い。


「マスターは・・・良い意味でマイペースだったかなぁ。魔力の扱いは桁違いに凄かった、魔導士資格持ってたしね」


「セルト王子は確かにマイペースだったな、あのひと結構我が道行くことあったからなぁ」


 ルーシャの言葉に深く頷くリルトに、その場にいたセト以外の人間は(何かあったんだな)と心の中で同情する。温厚で優しそうな雰囲気がありながらも、ナーダルは案外我が道をゆく。それは相手が大魔導士・シバでも、魔力協会会長・フィルナルでも変わらない。


「え、〈青ノ第二者〉って王子だったの?シスターの周りどうなってんだよ」


 笑って懐かしそうに談笑し出す一同にセトはストップをかける。


「私も出会った頃そんなこと知らなかったし、未だにマスターに王族感は全然なかったと思ってる」


「人のこと言えないけど、確かに王家の血筋って雰囲気なかったわね」


 初めてナーダルが王子だったと知った時、信じられないという気持ちが強かった。今思い出してもやはり、貴族や王族という空気はなかった。

 同じく頷くオールドも、王女ではあるが一般市民に溶け込んでいる。


「そういえば、今思えば・・・。リヴェール=ナイトさん、〈第二者〉は竜と誓約することでその魔力を得るんですよね?確か、マスターって私と出会って暫くは仮誓約状態だった気がするんですけど」


 セトのことを知った時、〈第二者〉のことや魔力について初めて詳細に知った。その時は「そうなのかー」程度にしか思っていなかったが、よくよく思い出してみればナーダルはルーシャと出会った時は仮誓約で、本誓約のためにわざわざ最強の女騎士のいるケルオン城に赴いた。そして、その場での誓約をルーシャは間近で見ていた。


「〈青ノ第二者〉は必ず最後の〈第二者〉であること、現役ルレクト王家の血筋──つまりロータル王国の国王か王子か王女であることが絶対の条件だ。かつ、最後の〈第二者〉は必ず橋渡し役である〈第三者〉を選ばなければならない。本来ならば静神ソートが見込んだ人物が〈第三者〉を選び、その上での誓約という順番だったのだろう。

 しかし、〈青ノ第二者〉が選ばれる前にリーシェルの反乱が起きてしまった。そのため〈青ノ第二者〉が急ごしらえで決められ、仮誓約となったのだろう。仮とはいえ〈第二者〉なので、その証である剣と魔力を得たのだろうと考えられる」


 考え込みながらも言葉を紡ぎリヴェール=ナイトは見解を述べる。竜人ノ民であり、七百年前に生きていたとはいえリヴェール=ナイトは覇者の眠りの術に関わってきたわけではない。詳細は分からず推測しかできない。


「意外とその辺は臨機応変なんだな。堅物のソートのことだから、細かい手順にも拘りそうなのに」


 リルトは驚いたような表情を浮かべリヴェール=ナイトを見返す。


「その辺は本人のみぞ知る心境だが・・・、三番目の〈第二者〉であるセトが選ばれたのは二番目の〈第二者〉が誓約してから六百年後だったので、ソートは急いだのかもしれない」


 リヴェール=ナイト曰く、四人いる〈第二者〉のうち一番目の〈黄ノ第二者〉は魔力協会の初代会長であるイツカが選ばれた。イツカは魔力協会発足とともに誓約をしたという。

 二番目の〈緑ノ第二者〉は魔法術師の女性で、非常に美人で聡明な人だったという。彼女はイツカの誓約から百年後に選ばれて誓約した。


 そして、三番目の〈赤ノ第二者〉であるセトが選ばれたのは、そこから更に六百年後だという。


「あのルーグが六百年も沈黙して誰も選ばなかったのも意外だな。さっさと目覚めるために動きそうなのに」


「まあ、それぞれに思うところがあるのだろう」


 生き字引と言われているとはいえ、その全てを知っているわけでもないし、当人しか分からない考え方や気持ちもあるためリヴェール=ナイトは全ての答えをもちあわせてはいない。


「シスターは〈青ノ第二者〉の師匠とはどうやって出会ったんだ?」


 セトは元々魔力協会の存在も知らなかった。他の人が当たり前に知っていることを知らず、魔法術師と出会うきっかけもなかった。

 だから、ルーシャがどうやって魔法術師と出会い、どうやって弟子になったのかは不思議でしかない。


「マスターとは私が諸事情でお世話になってたセルドルフ王国の王城で会った。ほんと、あの時もなかなか我が道をいってたなー」


 思い出しながらルーシャはひとりで深く頷く。魔力嫌いの国王・ウィルトに対し、魔力協会の人間でありながら堂々と渡り合っていた。


「その時ちょっとした困り事があったんだけど、マスターが解決してくれて。その縁でお世話になることになったのよ」


「あー、あの聖石だよな」


 ルーシャの言葉にリルトが口を開く。


「聖石?あの岩のこと?」


 セルドルフ王国の王城、そこの中庭には巨大な岩がある。その岩が魔力を有しており、その岩が強烈な吹雪から身を守るために魔力を発動したことで、セルドルフ王国ではちょっと困った事件が起きてしまった。


「ああ、セルドルフ王国の王城にあるでっかい岩だろ?あれはめちゃくちゃレアな存在でさ、魔除け効果があるって言われる縁起物だよ。どういう経緯をたどって魔力を有する岩になるのかは分からないんだけど、元々は強力な魔力を有した精霊だという噂なんだよな」


 リルトの説明にルーシャはただただ驚く。王城にいた当初、誰もあの岩の謂れも何も知らず、邪魔だと思われていることの方が多かった。そんなに希少でありがたいものだったとは・・・。


「今じゃもう存在すら知ってる奴いないだろうな。でも、たぶんセルト王子は聖石の力を分かってて近づいたと思う」


「え?」


「あのひと、結構な魔法術マニアだからな。しかもロータル王国王家は古代術の文献も多く有している歴史ある一族だったから、聖石の存在は文献か何かで知ったんだろうな。聖石の魔力は竜の魔力に反応しやすいから、それを利用してセルドルフ王城内でひと騒動起したんだと思う」


 リルト曰く、竜の魔力は自然の力に非常に近いところにあり、魔力そのものが強い自然の力を有している。確かに〈第二者〉であるナーダルの魔力は清い水のようであったし、セトの魔力は業火の力がある。


 精霊は自然に近い存在の生命であり、自然に近い魔力の竜の魔力に反応しやすいという。


「なんでわざわざそんなことを?っていうか、リルト何でマスターのことそんな詳しいの?」


 率直な疑問を口にする。ナーダルとリルトの関わりと言えば、ナーダルが呪いにかかった時だけのはず。


「フィフナルから聞いたけど、セルト王子は協会との関わりを絶っていたウィルト陛下と協会との橋渡しをしてた。リーシェルから逃げて、それなりにフィルナルが匿ってくれてたから恩返しみたいなことしてたんじゃないかな。

 俺は竜の封印とか、それに関わった人間とかの情報通だからさ。特にルレクト家は最後の〈第二者〉になるのが確定した一族だったから、結構詳しいんだ」


 リルトは自身が封印の一部であったこともあり、覇者の目覚めた世界での自分の役割を自負しているところがある。もはや誰も知らない昔のことや竜や竜人ノ民のことを知り、時代の移り変わりを見守り、本来ならば知ることもない遥か未来に生きている。なにか出来ると思うほど奢ってはいないが、何もせずに生きていこうとは思えなかった。


 封印されながらも時々、人々の願いの成就のために起こされる。その時に世界情勢や〈第二者〉についての情報をこまめに仕入れていた。


 いつか来る、何かしらの役割を遂行するために。

 いつか出会う人々と生きていくために。


「マスターは初めからわかっていてウィルト陛下のところに来てたんだ・・・」


「聖石がどんな反応を示すかは分からなかっただろうけど、セルト王子の技量なら大抵の事は何とかなるだろうしな」


 魔力関係で何かが起きれば、魔力協会に繋がりがなく王宮魔法術師のいないウィルトは手立てがなく困り果てる。そこへ首尾よく現れて解決することで信用を得て、魔力協会へと繋げる──ルーシャが偶然と思っていたことは全てナーダルの図ったものだった。


「なんというか、驚いたけど・・・マスターならやっててもおかしくないというか」


 妙に納得してしまうルーシャは苦笑いをうかべる。飄々として流されているように生きている──一見そんな印象のナーダルだったが、その裏で緻密に画策して動いていることがある。そんな様子を見せることがなく、悟らせることも無く行動できるのは頼もしくも少し恐ろしかった。


「〈青ノ第二者〉はグロース・シバに負けず劣らずのおっかない人だったんだな」


 黙って話を聞いていたセトは笑ってそう言う。おっかないと言われた本人は軽くセトを睨みつけるが、セトは笑ってその視線をかわす。


(お前が一番おっかないだろ)


 シバ相手にも物怖じせずに接する若さゆえの行動にリルトは心の中で突っ込む。シバのことを本人のいない所で婆さんと呼ぶリルトでさえ、本人の前ではその態度を改める。


 妙な空気になり、リルトは即座に話題を変える。


「セトは誓約のとき、ルーグに何を渡したんだ?」


 竜とそれに選ばれた〈第二者〉は誓約のとき、竜は人に魔力と剣を渡し、人は何らかのものを竜に渡す。そして互いの一部とすることで誓約関係となるという。

 〈青ノ第二者〉であるナーダルは自らの命を代償にした。本来ならば命を静神に渡すことで誓約後に絶命してしまう状態だったが、静神の計らいか何かしらの方法なのかは分からないがナーダルは誓約後も生きていた。


 〈第二者〉が誓約を竜と交わすことで、覇者を縛っている眠りの術が一段階ずつ弱まっていく。〈黄ノ第二者〉は他者との繋がりを、〈緑ノ第二者〉は全てとの折り合いを、〈青ノ第二者〉は己の命を代償とした。


「俺?俺は・・・俺自身だよ」


「セト自身?」


「そ。俺であるもの全部──容姿とか名前とかそういうもん全部」


 平然と言ってのけるセトとは相反し、リヴェール=ナイトを除く全員が唖然と少年を見返す。〈第二者〉が竜に渡す何かはそれなりに大きなものであり、だからこそ誓約の代償としての意味を成す。


「誓約前のセトは確かに髪や瞳の色、魔力も今と異なっていた。名前も他の名前だった。しかし、それが何であったか本人だけでなく俺も含め、昔からセトを知っていた人でさえも分からない。思い出そうとしても、思い出せない」


 誓約にてセトは自分自身を戦神に渡し、自分であった全てのものを失い、それを代償する形で今の自分を手に入れた。そして、本人を含め元々のセトを知っているものでさえもその姿を思い出せず、本来の名前も分からない。


 元々捨て子であったセトは血の繋がりも失っているが、今現在では失って困るものでは無い。もしかしたら、どこかで家族を探すことがあるかもしれないが、血縁そのものも失い、容姿も名前もすべてを変えてしまった今、セトが本当の両親や家族を探すことは難しい。


「じゃあ、セトって名前は・・・」


「適当だよ。名前ないと不便だからなー」


 特に気にとめた様子もなくセトは食事を続ける。決して平凡とは言えない生き方をしてきたが、セトは自分の生き方に無頓着なところがある。大変だったとも苦労したとも言わず、淡々と語ることが多い。


 今日こうして話してルーシャとセトは改めて、お互いのことを何も知らないのだと思う。お互いが自分のことを話す性格では無いし、そこまで相手に踏み込むこともなく今日まで至っていた。


「っていうか、こんな話より試験のためになるアドバイスとかないのかよ」


 はっとセトは周囲を見回す。しかし、周りと大人たちは「大丈夫だ」とだけ言い、有用な情報やアドバイスなど二の次で雑談に花を咲かせるのだった。










─────────


セトの前祝いにシスターたちが来てくれた。

まあ、シスターに関してはたまたま思想本部に来てたからだけど。


そして、初めて知ったことばっかりだった。

マスターの思惑も、セトのことも。わざわざ自分から言うことでは無いものだし、知ったからと言って何かが変わるとかはないんだけど。


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