徒然日記3.22 舞い込む依頼

さて、私がムスメを寝かせた後のフリータイムを使いしこしこと感想文を書いている最中一通のメッセージが届いた。

中学以来の親友からである。先週末にはヒーローショーにいくと行っていたが無事たどり着けたのだろうか。など日々話したいことが浮かんではまぁいいかと。2週間は連絡を取らぬ彼女からのメッセージに気づいたのは送信から一時間後のこと。

お互いに子育てママである現状即レスはないという事は分かっているが……。

まぁ割とすぐに返事欲しかったろうなという内容であった。

「2014年に出た我々世代の某国民的人気アニメの花札が欲しい」

販売元はアニメグッズを扱う店と、あとは専門店。値段も2500円と割と高価だ。花札モチーフでいくつかグッズが出ているという事も相まって余計に高価な花札本体は数が出ないように思う。


オークションで2万、フリマアプリでも1万5千。子育てがひと段落しようやく熱が再燃した彼女にしてみてはなんとか手に入れたいブツではある。

しかし、そこまで値がはるとなると…。スイッチ買えてしまう勢いである。

いっとき前であれば5千を割って取引されていたというが、果たして。

何処を探せはいいか分からんと言った具合であった。


と◯のあな? 瞬時に浮かんだ店はそれだったが店内を思い出した。あれはメロ◯ブックスと同列の同人誌ショップもしくは書店であり、グッズは扱っていない。


そして思考から3分。あそこなら、想起した店で、私は無事2千円でブツを抑えた。

高揚のあまり電話して起こしそうになったがすでに明日仕事の彼女は夢の中だろう。

もしくはゲームの中か。


さてここで読者の皆さまに欲しいプレミアついてるおもちゃを適正価格で買えるステキなお店を紹介しよう。

それは秋葉原にそびえ立つ黒いビル

である。(無事在庫確認でき次第伏せ字にて)

ネット通販の強さで言えば駿◯屋もなかなかだ。あれにいたっては某コロコロのカードゲーム漫画にハマってめちゃくちゃ火のヒヨコを集めていた時にすこぶるお世話になった。

まぁ今回は黒ビルの4倍のお値段だったので諦めた。

彼女の翌朝の歓喜と興奮が楽しみだ。クリスマスと誕生日がいっぺんに来たような高揚に包まれるに違いない。

まぁ〝在庫確認中〝ではあるが。


はて、私は寝ようと思って横になった……筈だったのだがなぁ。すっかり眠くなくなってしまった。


次回は私の考える萌えるヒロインについてでも語ろう


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る