感想文100本ノック27.サンギーヌ/深川夏眠

タイトル サンギーヌ(完結・19万字)

作者 深川夏眠

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891351415

今回は9話までの感想とさせていただきます。

あらすじ

母親を亡くし、伯母の家に世話になる主人公、森口祐樹は産休に入った養護教諭

コミヤマ・ノエの持つ一冊の同人誌に惹かれ、ゴーストライター作家先生と出会う。彼もまた、姉を奇妙な死で亡くしているのだった。

感想

きっちりと組み上げられた文章。本格ミステリモノである。

元々の地の文も丁寧で小説的であるため、小説内小説の場面ではしっかり前後を読んでいないと「どちらが今現実の話なのか」見失ってしまいそうになる。

吸血鬼は実在するのか、それとも何かの儀式なのか。そして怪しい養護教諭は一体何者なのか。一気に読んでしまいたい作品である。

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