感想文100本ノック.14『兵器くんと天使ちゃん』/Siren

タイトル 兵器くんと天使ちゃん(連載中・6500字)

作者 Siren

URL https://kakuyomu.jp/works/1177354054894413068#work-information

注意 残酷描写・暴力描写あり

普段は、学生をされていてるというSiren先生の、異世界ファンタジー作品。


あらすじ

20年前に戦争が終わった。1つの「発明品」により引き起こされた戦争は、また1つの「発明品」により終息した。「彼」と「僕」の物語。


地下牢には、A-481「俺」とV-613「彼女」が居た。二人の共通点それは、「失敗作」であること。彼女は『天使』と呼ばれ、天使を目指した「イレギュラー」。2人は、不老不死の人形であり、コードAタイプは殺りく兵器。コードV-タイプは、医療従事者であった。感情のないA、感情のあるV。対照的な二人は地下牢でであった。

人に近い姿を持ちながら、人ではない2人は、戦争の中で一体どうなっていくのか。


感想

発明品は大きな爆弾ではなく、人造人間であるということ。感情のない不老不死の人造人間の「失敗作」である少年少女が出会い、物語がどう動いていくかというところが見どころである。

人がつけた愛称で「エル」「アン」と呼び合う二人。和やかな雰囲気の中にも戦争の激しさは足音を立てて迫っている。今後の展開が気になる作品だ。

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