感想文100本ノック3.『せつなモノガタリ』(学校の七不思議・妖怪……) 島崎町

読書感想文3冊目は、島崎町さんの、

『せつなモノガタリ』(学校の七不思議・妖怪……)です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894521996

あらすじ

悲しいことがあると、図書室へ向かう未里。誰もいないはずの図書室に一冊の本と、真っ白な男の子がおり。「泣ける学校の七不思議」を1つずつ語り始める。それは、みんなが知る学校の七不思議とは少し違う優しいお話であった。

小学生でも読みやすい、児童文庫の決定版。


魅力

なんといっても、文章の読みやすさと、キャッチの通り読み終わった後ココロのほっこりする安心感。


怖い話なのかも…と思うような導入から入り、キャラクターがそれぞれみんな、考え行動し、結末へと導いてくれる。

小学中学年、高学年になるとクラス内で様々な問題が起きたり、他人を理解し、自分と違う事を認めることが出来なくなってしまいがちだ。そんな子供達は、怖い話が大好きな時代でもある。

この長い春休みを楽しく乗り越え、新学年も友達と仲良く過ごす為の道徳の教科書として是非読んでもらいたいものだ。

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