Anniversary特別回! あれから一年・・・グダグダとムラムラしかないよ

 「と言うわけで、今回は一周年記念の特別回をやってと作者おてんとからお願いされた」

 「え、ええー」

 「最悪ね」

 「禿同」


 「なんで最悪なんだよッ!」

 「それってアレよね? 作者が一年しか小説書いていないけど、とりあえず記念とかANNIVERSARYとか言ってPV数稼ぎたいだけよね?」

 「ちょ、陽菜!そういう生々しいこと言っちゃ駄目ですよ!」

 「一年しか公開してないんだよね。特に振り返ることある?」


 「ありますよ。めっちゃあるじゃないですか。本編何話やってきたと思っているんです? 277回ですよ」

 「まぁ、特別回とか閑話を含めたらもっとありますけど」

 「じゃあ今回は総集編かしら?」

 「いやいや、小説の総集編ほど面白くないものはないよ。というかそもそも小説に総集編なんて無いでしょ」


 「じゃあ何をすればいいのよ?」

 「とりあえずグダグダ系小説なんですからグダグダしていればいいんですよ」

 「“グダグダ系小説”ってなんだ」

 「うーん、あ! じゃあ、アオイク―――」


 「「「それはヤだ(です)」」」

 「まだ全部言ってないんですけど!」


 「でもやることが無いわね」

 「なら真由美さんとかやっさん呼ぶ? あと桃花ちゃんとか会長も」

 「作者のキャパを考えてくださいよ」

 「千沙も生々しいこと言わないでよ......」


 「ちなみに今回は情景や風景の描写無いらしいです」

 「じゃあ会話トークだけか」

 「その時点でもうグダグダよね」

 「まぁ、いつものことだけど」


 「ふむ、今日は何をしようか」

 「色々なことがあったわね。最初は確か和馬が履歴書を持って――」

 「陽菜、無理矢理総集編に持っていこうとしないでください」

 「あの場には陽菜が居なかったのになんでそれを知ってるの......」


 「......よし」

 「......あの、兄さん。何しているんですか?」

 「なに上脱いでいるのよ」

 「私は一向に構わないけど、なんで脱ぐの?」


 「いや、読者には見えていないようなので脱ごうかなと」

 「「「だからなんでッ?!」」」


 「ほら、いつもは描写が邪魔して疚しいことができないじゃないですか」

 「“描写が邪魔して”って......。そんなこと言うの兄さんだけですよ」

 「それに読者には見えなくても私達には見えているじゃない」

 「というか、和馬君はいつも描写とか関係無く変態行動するじゃん」


 「まぁ、それもそうですけど......っておい、陽菜。何してんだ」

 「え?」

 「“え?”じゃないよッ! なんで陽菜も脱いでるの?!」

 「さっき自分で“私達には見えている”って言ってたじゃないですか......」


 「下着は身に着けているから別にいいじゃない。開放感とかあってなんかスッキリするわ」

 「下着姿が駄目なんですよッ! 見てください兄さんがさっそく前屈みになっているじゃないですか!」

 「くっ! 服着ろよッ!!」

 「すごいブーメラン......」


 「あ、ちょっとなんで逃げるのよ?!」

 「なんでこっち来るんだよッ!」

 「ちょッ! 二人してそんな格好で走らないでよ!」

 「陽菜、そんな格好で兄さんに近づいては襲われてしまいます!」


 「襲われてるの俺なんだがッ!」

 「このッ! 逃げんな! 童貞ッ!」

 「というか、和馬君を捕まえてナニする気?!」

 「だ、駄目ですよ! 兄さん逃げてくださ―――なんで走るペース遅くなっているんですか、あの人」


 「くッ! 亀の頭が濡れて力が出ない!」

 「アン◯ンマンに謝ってください!」

 「いや、千沙姉が謝りなさいよ。無いわよ、パンに生殖器なんて」

 「もう会話がはしたなさすぎる......」


 「うおッ?! こら! ズボンから手を離せ!」

 「ひ、陽菜、本当にナニしているんですか? 兄さんですよ? エッチなことされますよ?」

 「え、いや、まぁ、なんというか、拝むだけ拝んでみたいじゃない?」

 「妹がどんどん大人の階段に......」


 「正直、俺も陽菜とエッチすることに抵抗を覚えている」

 「本人が言っちゃったよ......」

 「さ、最低ですよ、この男。私が居るのに目の前でナニおっ始めようとしているんですか」

 「それにしても珍しいわね。いつもなら逃げ切るくせに」


 「「“いつもなら”?」」

 「んごっほん! 要は触らなければいいのよ! 見るだけなら実害無し!」

 「なら陽菜のも見せてくれ―――いだッ! こらッ! お兄ちゃんを蹴るんじゃない!」


 「そ、それは恥ずかしいわね。いくらなんでも姉妹の前じゃ......」

 「「なんで“姉妹わたしたち”?!」」

 「あ、そうだ。千沙も脱げばいいんだよ」


 「ぬッ?! なんで私まで脱がないといけないんですかッ!」

 「末っ子が脱いでるんだよ? 姉二人が脱がないでどうするんだよ」

 「どうもこうもしないよ! なにその謎理論!」

 「というか、私は上も下も脱いでいるのになんで和馬は上半身だけなのよ?!」


 「いや、今日の俺、下ジーパンじゃん! 生地厚いからおっきしてもわかりづらいし、平気セーフなんだよ!」

 「アウトですよ!」

 「な、なによ、口ではなんやかんや言っても私ですぐ勃つんじゃない」

 「待って! 本当に待って! この小説は農業系ラブコメディだよ?! 今のとこ下ネタしかやってないよ?!」


 「なんですか急に。下ネタが7割ですよ、ここ」

 「そう言われましても......では今から何か仕事します?」

 「あら珍しいわね。千沙姉がそんなこと言うなんて」

 「うーん。農家らしく何か収穫しようかな?」


 「葵さんと千沙を収穫したい」

 「ぶッ!」

 「な、何を言ってるんですか?!」

 「なんで私が入っていないのよ?!」


 「な? 千沙。まずはお前が脱げよ。な?」

 「ひッ! だ、抱きつかないでくださいッ!」

 「ち、千沙姉から離れなさいよッ!」

 「あああぁぁぁあああ! 18禁がッ! 18禁がッ! お姉ちゃんを置いて妹二人が満更でもない感じで変態の要求に応じようとしている!」


 「好きだ。千沙」

 「にゃにゃにゃにゃにをッ!」

 「こ、このッ! 私を無視するんじゃないわよッ!」

 「わ、わ、わ」


 「おい、邪魔すんなよ。今良い感じで千沙とイチャつけているんだよ」

 「いいから離れなさいよぉぉ!!」

 「ひゃうッ! に、兄さん! どこ触っているんですか?!」

 「わわわわわ」


 「いつでもイチャつけそうな陽菜おまえとじゃなくて、せっかくのチャンスがある千沙と居たい。ほら、うちの妹は恥ずかしがり屋さんだから。滅多に無いヤツだから」

 「このクズッ! 童貞ッ! 最低男ッ!」

 「に、兄さん、とりあえず場所を移しましょう」

 「わ、わわわわわわ」


 「大丈夫だって。読者には見えてないから。優しくするから」

 「私達が居るでしょうがッ!」

 「で、ですが―――」

 「私も脱ぎますッ!!」


 「「「なんでッ?!」」」

 「いや、なんか長女わたしだけ置いていかれそうで」


 「いやいやいやいやいや!! 葵姉も脱いでどうするのよ?!」

 「そうですよ。竿は一本しかないんで順番を守ってください。千沙⇒葵⇒陽菜ですからね。30分ください」

 「わ、私が一番なんですか......。というか30分って」

 「ま、待って! 長女である私がなんで二番目なのッ?!」


 「「「そこッ?!」」」

 「というか、そもそも不健全過ぎます! 脱ぐのも禁止!」


 「うっわ。また逃げるんですか、この処女が」

 「ああー! 言った! ついに口に出して言った!」

 「というか、特別回なんだからもう皆で卒業した方が良くないかしら?」

 「なんの特別回にする気ですか......」


 「ああー、でもここで卒業しても本編に戻ったら入学なんだよなー」

 「性行為において卒業の反対は“入学”じゃないと思う......」

 「とりあえず順番はこれでいいじゃない。私⇒千沙姉⇒葵姉で」

 「ちょ! やっぱり“兄妹”が先ですよ」


 「“兄妹”が一番アウトよッ!」

 「ち、血はつながっていないので」

 「あ! もうこんな時間!」

 「なッ! もう文字数が3080文字?!」


 「はい?」

 「それがどうしたのよ?」

 「今まで公開回数の平均文字数だよ!」

 「3000字辺りを超すと作者は賢者と化してしまうんだ......」


 「いや、もうちょっと頑張ってくださいよ!」

 「そ、そうよ! 特別回でしょ?! 卒業まで頑張りなさいよッ!」

 「わ、私は別に今じゃなくてもごにょごにょ............」

 「俺からもお願いだッ! せめて! せめて先っちょだけでも――――



 ――――――――――――


 ども! おてんと です。


 いつものグダグダですね。農業らしくなくてすみません。


 そして申し訳ございません、次回の更新からとさせていただきます。許してください。


 本当に許してください。


 それでは、これからも引き続きよろしくお願いします! ハブ ア ナイス デー!

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