第211話
「ちょっと待って! ノエルちゃん、まさかこいつらも一緒に連れて行かないよね?」
安藤がノエルに問い詰めた。
「先生、乃海君たち、わざわざ遠くから来てくれたんです。一緒に連れて行ってください!お願いします!」
ノエルが安藤に懇願した。
その後ろで旭が白目の上目使いで口元に薄っす笑みを浮かべて安藤を睨んでいた。
怖すぎる!!!
「ったく、しょうがねーな。」
安藤は嫌そうに吐き捨てて車に乗った。
「で、何で君が横に乗ってのっ?」
安藤の横にはすでに旭が足を組んで腕組して寛いでいた。
「私、後部座席だと酔うんだよね!」
旭はダルそうに言った。
「あー、もう!ったく!」
安藤はしょうがなくエンジンをかけた。
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