第209話
「ノエル、おはよう! 今日、俺たちも行くから。類と旭も連れてきた。」
「えー、ほんと!嬉しい! …課題、大丈夫なの?」
「大丈夫! 真の友情が課題までも克服したんだ…。」
「そなんだね! よくわからないけど、よかった!」
ノエルは嬉しそうにくしゃっと笑った。
可愛いなあ。
毎日の自習と週末の課題とノエルに会えないストレスでボロボロだった心身が癒されていく~!
「はじめまして!」
旭がノエルに言った。
「旭ちゃん!会いたかった! なんか乃海君の言ってたイメージと違う感じ。」
ノエルが嬉しそうに旭に言った。
「乃海、あんた私の事何つってた?」
旭が俺をジロリと睨んだ。
「あ、変な意味じゃなくて、旭ちゃんがすごく美人で、おーまぶしいぃ~! と思っただけなの!」
「そう? おい! 類! 私そんなにイケてるっ?」
「はいはい、旭の美貌はおまえの食欲と共に比例して増大していってるよ…。」
類は半開きの目で言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます