第165話
「なんじゃ? そりゃ?」
類が呆れて旭に聞いた。
「学校に来る途中、電車の窓から見えた(トラクター王国)っていう看板にインスピレーションを受けて創作した。」
旭がオムそばをずるずる食べながら言った。
俺たち三人はまたいつものように、学校の帰りに横綱でオムそばを食べていた。
「トラクラー王国って、トラクターのレンタルか販売の会社だろ。んで? 乃海のキーホルダーの話聞いて、そのトラクター王国の物語作ったってか?」
「ウム。」
「おまえ、アホなんか頭いいんかわからんな!」
「は? 頭いいんだよ!」
類と旭はギャーギャー言って盛り上がっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます