第12話 衝撃の事実と名前

とりあえず家に着いたのだが、きょうはいろんなことがありすぎて、そのままベットがある部屋に行き、明日今まで起きたすべてのことを整理しようとした。


そして次の日、天気は快晴だったので、今まであったことを整理しながら犬と少女とぼくは家の周りを散歩した。


すると、ふと一つの疑問がわいた。


「この犬や助けてくれた犬はとても強すぎる、つまり、普通の犬なんかじゃないのか?」


この疑問を確かめるため、昨日の村に向かった。


村に着くと、「おい、あんた!」


と突然大きな声で話しかけられた。


「何ですか?急に。」


すると話しかけてきた人は、昨日の犬を引き取ってくれといった人だということに気が付いた。


そしてまたもや、驚愕の事実を明かされた。


「じつは、フェンリルなんだ。その子犬は。」


また僕は固まった。もう何なんだ。衝撃的すぎる。このもふもふのかわいい子犬がフェンリル?


ありえない…


ぼくはしばらくしてやることを思い出したと言って村を出た。


「そういえば、子犬に名前を付けないと。」


そう思い、少女の名前は、「メル」だったので、そこから名前をとった、「フェルト」にした。


「フェルト、改めてよろしくな!」というとフェルトは、「ワン!」と吠えた。

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