第3話 人間の歴史

しばらくして猫耳族の女の子がおばあちゃんを連れて現れた。「あらあら 本当に人間がいるニャンてね。ここではなんなので上がって話を聞くわ」家へ案内され俺はついて行きイスに着席した。猫耳族のおばあちゃんが口を開いた。「私の名前はネココ聞きたいことあるかい?」軽く自己紹介をして本題に入った。「この世界には人間って悪い存在なんですか?」俺は、一番気になっていることを質問した。「人間、私が若かった頃はたくさん居たさでも…」「でも…」「でも、あることをきっかけに人間と戦い人間は滅んでしまったのよ。」「戦うことになった!?」「ある些細なことから戦いになったと言われているわ。」「そうなんですか」些細なことで戦いが始まったみたいだ。多分だけど種族の差別から戦いが始まったのだと思う。「あの 俺が怖くないですか?」人間は、恐ろしいと思われてもおかしくないと思った。だけど「あなたは怖くないわ。なんとなくだけど優しいっていうオーラが出てるから。」ネココは、微笑む。「だから、優人あなたはここにいてはいけないわ」 するとネココは、地図を取りだした。「人間は滅んだとされているけど東の地方で人間らしき姿を見たと言う人がいたわ 。今の格好だと人間と分かってしまうからこれに着替えて」服をわたされた。服に着替えると「あなたはこれから人間がいると思われる東を目指しなさい。あなたならきっと共存できる未来をつくれるわ!」共存できる未来をつくる、なんだか責任重大なことだけどとりあえず東を目指すことにした。人間と共存する未来をつくるために朧木優人の冒険の旅が始まる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界初心者 僕は電車に乗って異世界へ 水月 アオ @Mizuki_Ao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ