第4話 町(王都)に到着!

ゴブリンを倒して再び歩いていると、前に大きな壁が見えてきた。


「お!やっと街に着いた!!もうクタクタだから早く冒険者ギルドでゴブリン買い取ってもらってその金で宿とらないと」


 そう呟きながら歩いていくにつれ大きく横長くなっていく壁。


 ん?少し普通の街の割には外壁が大きし広くないか??


 そう思い女神から貰った知識のなかからそれに該当してる街を検索していると1件だけ候補があった。


 だかそれは、、、、




「え!?これ王都なの!?!?」



 そう。この街は王都だったのだ。




「初めての街って大体ちょっと小さいぐらいの所だよね!?なんで最初から王都引き当てちゃってんの俺!」


 すごく興奮しつつも忍は困惑していた。


 普通のラノベなどなら初めの街は辺境か小さな村が定番だと思っていたからだ。



 歩いていると外壁を守る衛兵達が見えてきた。




「おい、そこの者ここに何の用だ?」


 街の衛兵達が聞いてきた



「冒険者ギルドに登録しに来ました」


「そうか。ならこの王都に来るのは初めてか?」


「はい。」


「そうか。ならここで仮身分証明書を作っておくから冒険者ギルドで登録するまで持っておけ。冒険者ギルドに登録すればそのカードが自分の身分を証明する証になるからな」



 お!それはいいこと聞いた。なら尚更早く冒険者ギルドに行かないとな!



「分かりました。お気遣いありがとうございます。」


「なに。こういうのも衛兵の仕事ってもんだ。ほら、これが仮身分証明書だ。無くすなよ」



 そう言い衛兵の方が仮身分証明書を渡してくれた



「ありがとうございます。またご縁があればまた会いましょう」


「ああ」



 そう言って忍は門をくぐった。



 そして忍の目の前に現れてきたのは、沢山の人で賑わう商店街のような街並みだった。


 店の人が物を売りそれを買うものや必死に値下げ交渉している人、奴隷とおもしき人を連れた人など様々だった。だか忍が一番最初に思ったのは、




「王都でけぇぇぇ!」



 だった。



「あ、こんなことしてる暇ねーや!さっさと冒険者ギルドに行かねーと!」



 そう言って忍は冒険者ギルドへ走って行った。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る