第12話 お風呂に入ろう!(エロいといいな)
城に帰る前に獣人族の村へ寄って、討伐した、狂獣となってしまった魔物で、解体できるものを運んで、食べられる肉をみんなで食おう!という話になった。つまり宴会ね。
族長の、ティーゲルが、獣人族を救ってくれた恩人をもてなさずには、返さない!と、はりきっている。
獣人族は、生で食べるのが一番おいしい!と、主張したのだが,人魔族は焼肉でということで、最初は2グループだったのだが、肉の焼ける美味しい匂いにつられて、焼き肉パーティになった。
獣人族の作る果実酒は、とても美味しく、どんちゃん騒ぎだ。
「ジュリア、いい加減離れたらどうだ。」
討伐が終わってから、俺の背中に抱き着いて離れようとしない。王の威厳を保つ考えは無く、今は、果実酒で酔っ払っていることもあり、完全に猫化している。リジー達も、最初は、頭を抱えていたが、諦めたみたいだ。
「嫌です。元々、ヒロト様と私のお散歩だったのに、四銃士の皆さんが現れて、中断されたのが始まりですから。続きをやるんです。」いつの話だよ、それ、
思考が完璧に猫だ、自己中になってる。ヨッパだし、諦めるしかないか。
朝まで宴会は続き、ほとんどが屍と化している中で、俺は、もともとザルだったが、アルコールでマヒする神経があるのかどうかわからない、今の体なので、素面に近く、水晶玉を使って、城のばあちゃんと、今回のことについて話していた。
ばあちゃん曰く、元々魔力の強い地帯ではあるが、あのような大きな魔石が、自然に出来るはずないので、何らかの力が加わっているのではないか?と、言う事になった。とにかく、城に帰って、いろいろ調べてみよう。に話はまとまった。
ほとんどが屍状態なので一日休みたかったが、ここにいると三日酔いになりそうなので、強行軍で城に帰ることにした。
王が背負われての帰還が情けないが、違和感がなくなってきたのか、だれも何も言わなかった。諦めてるのかな?八つ当たり怖いし。
途中、きれいな泉があったのでそこで休憩すると、ほとんどが回復したみたいだ。歩いてアルコールが抜けたのもあるだろうけど、ま、一安心だな。
三日ほどかけて、城に帰ってきた俺は、前々から思っていた計画を実行することにした。
お風呂を作るのだ!しかも露天風呂を!
十メートル四方ぐらいで、腰ぐらいの深さの穴を掘り、石を割って、敷き詰め、目地を埋めたら、完成だ。周りを板塀で囲い、外から見えないようにして、火魔法と、水魔法で、ちょっと熱めのお湯を満たして、完成だ!
本来は、かけ湯をして、体を洗ってから入るのだが、お試しなので、そのまま入った。うん、ちょうどいい温度だ。水漏れもない、やっぱり、風呂はいいなあ。
広さがあるので四銃士を呼んで、一緒に入ろうと言ったが遠慮するので、
「命令だ!」と、脅して一緒に入ったら、やっぱりというか、予想通りというか、ジュリアが服を脱ぎだし、リジーたちに取り押さえられるという一幕があり、
水着を着るという条件で、ジュリアも一緒に入ることになった。のだが、何故か、リジーと、スタシアもついてきた。なんと!ばあちゃんまで!皆入りたかったのね。明日は、女風呂を作ろうか。
残念ながら、エロくできませんでした。期待した方ごめんなさい。いつか、必ず書いてやる!
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