第5話お散歩は、魔物狩りとともに。

あれから俺は、宰相としてジュリオディアを助けるため、まず、リンデンブルクについて学んだほか、身を守るため、剣術、格闘術、各種魔法などを学んだ。体力の増強がメインだったけど。

それに三か月ほどかかり、ほとんど城から出ることもなく、午前は宰相の仕事について、(歴史や、外交も含む)午後は戦闘の特訓(これがきつい、倒れてもやめてくれない。特に、BBAが)やってられないよーと、思っていたら爆発したのは、ジュリオディアだった。食事は、マナーのレッスン、執務は、役人がつきっきり、お茶の時間は、他国の大使と外交夜は、疲れて眠ってしまう。二人で話す時間などあるはずがなかった。特訓は、金騎士、と黒騎士で、(金がブリジット(リジー)、黒がアナスタシア(スタシア)という名前だった。)魔法は、フローリア笑(公の場以外では,ばあちゃん、心の中ではBBA)が担当だった。

ジュリオディア(公の場以外では,ジュリア、二人きりの時は、ジュエル)は、すべて、もしくは執務に関して、自分が教えると思っていたのだが、周囲が、正式に結婚が発表になるまでは、二人きりにしない、で一致したため、

担当がなくなり、会う時間が減ったことから、ストレスがたまり、周りに八つ当たりしだしたので、ガス抜きに急遽、今日の散歩がスケジュールに入った。

何しろ魔王だ、本気で暴れられると、抑えられるものが、限られるので。

散歩中も、急に目の前から消えたと思ったら、近づく魔物を飼っていたらしい。

俺としても、そろそろ休みが欲しいなあ、と、思ったいたので今日のお散歩になったと、いうわけ。

ジュリアは、昨日の夜から張り切りすぎて、弁当を山ほど用意して、寝不足になったみたいだ。(子供かよ!笑)

開けたところへ出たのと、ちょうどいい時間となったこともあり、お昼にする事にした。

お昼の用意をする間も、近づく魔物を退治しようとするので、決壊を張って、用意に専念する様に言うと、それが嬉しかったようで、とろけそうな顔になっている。

「そんなに、俺と話したかったのかい?」

「はい!私は、幼少のころに次期魔王に、認定され、接触する人も限られてしまいました。リジーも、スタシアも、その頃からで親しくはしてくれるのですが、どうしても臣下の域を出てくれません。なので、昨日、ヒロト様が短い間でしたが、親しく話しかけてくれたのが、とても新鮮で、嬉しかったのです。」

「なるほどねー、俺は、王様だと思って話してないから親しく話しかけるけど、他の人は、そうはいかないよなあ。でもまあ、嫌われているわけではないから、公の場、以外で俺がこんな話し方をしてればそのうち皆も慣れてくるんじゃないかなあ。」

「そうでしょうか?」自信なさそうだ。

「一つだけ気を付けたほうがいいと思うのは、決して、自分より弱い相手に八つ当たりしないことだよ。少なくとも、自分と対等以上のものに当たるべきだ。例えば、ばあちゃん、リジー、スタシア、そして、俺とかだな。俺だと嬉しいな、頼られてるって感じがする。」とどめは、ほほえみビームだあ

「わかりました。」声が小さい、目がウルウルしてる。可愛いぞー

せっかくいい雰囲気だったのに、お邪魔虫が現れた。

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