E60: エタらせる事に決めた。

 ども。

 結論から題名に書かせていただいたよ。


 ここまで応援してくださった方々、ありがとうございました。


 本編作品についてはここまでとなります。

 小説の形になる事を楽しみに待っていてくださった方々、本当に申し訳ないです。


 本編作品が、影も形もなくなる事はきっとないでしょう。

 恐らく、別の形に生まれ変わると思います。

 いつになるかは分かりませんけどね。


 エタらせるにあたって、エピソードの「はじめに」等を改定して、

 ちゃんと(適当に)体裁を整えてから「完結」ステータスつけますね。


 あ。

 あと、「終了したらみんなで乾杯したい!」を、やります。

 やりますよ!

 やるって言ったし!!

 この為に頑張ってきたんだから!!!!

 ……私はノンアルコールだけどね。

 あと、やるとしたら、明日(7/31)ね。明日金曜日だし、7月の終わりの日だし。

 なんか、区切り良さそうだしさ!


 詳細はツイッターでしようかなって思っています。

 こっちだと公開してからのタイムラグがあるからさ。

 なので、詳しくはツイッターの方でよろしくです。

 私のツイッターアカウントは、プロフィールについてるのでそっちから飛んでくださいね!


 で。


 以下に、ダラッダラと言い訳を書き連ねて行きますので、面倒くせェって人はここまでで。


 今まで追いかけてくださって、本当にありがとうございました!

 ここまでこれたのは皆さまのおかげです。

 マジで。

 ほんとに。


 感謝してもしきれません。

 またきっとグッダグダなエッセイ書きますので、引き続きよろしくお願い致しますね!

 それでは!!



 ──と、いう事で。

 こっから言い訳祭りだよ。


 エタらせた一番の理由は

「この作品を書く為に絶対的な燃料がない」

 事です。

 前にも言ったけど、この作品自体は「KACチャレンジカップ」の為に作ったので、それで受賞できた時点で目的は達成してしまったんだよね。


 根本の燃料がなくなってしまった時に、完結までもっていく為には

「この作品を完結させたい理由」

 が必要になってしまいます。

 しかし、それが今の私には見つける事ができなかった……

 申し訳ない。


 私がコンテストとかない状態でその作品を完結までもっていく為に必要なのは

「物語で表現したいシーンがある」

「物語で言いたい主張がある」

 事ですよ。

「数多の誰かの物語」や「31cmの贈り物」は、完全に「ラストシーンを書くためだけ」に構築されたコンテスト・イベント無関係のお話です。

「異世界転生しても社畜は安らぎを得たい」は「主張したい事があった」から書いた短編ですね。


 それ以外の作品は、全部イベントやコンテスト用の作品ですね。


 今回の作品は、「書く」事が前提で別に書きたい事があったワケではなかったので、途中で燃料切れを起こしてしまったんです。


 これが、一番の理由。


 次の理由は。

 完結させていない状態でいつまでも持ち続けたくなかったから。


 完全に捨ててしまうつもりは本当にないんですよ。

 未だに頭の中でよく、キヨちゃんと八雲ヤクモくんの戦闘シーンを妄想しています。映像で。アニメっぽく。ついでにキヨちゃんの声優さんは、アルトボイスの女性とテノールボイスの男性どっちがいいかなって、ずっと考えてます。


 なので、どっかに書きたいっていうのはまだ気持ちとしては残っています。(燃料としては弱いだけで)


 でも、いつまでも完結させずにズルズルさせるのは、終わらない宿題を持ち続けているようで気持ち悪かったんです。

 何かを始めようとした時に、「こっちが終わってないのに?」っていう思いが、毎回必ずひっかかる事になるし。


 だから、いっそ宿題をぶん投げてしまおう、と。


 これは、単純に完了させる根性が私にはなかっただけの話ですね。ハイ、すみません……


 他の理由としては。

 最近あまりインプットできていないんですが、少しずつにじみ出る思いがあって、そのせいです。


 その思いを、上手く言葉にできないのですけどね。

 どういうものかというと。

 羅列すると書きやすいかな。

 ・王道でありつつ王道とは少し違う話

 ・テンプレートでありつつテンプレそのままではない話

 ・年齢性別を超えつつ、全員ではなく刺さる人に刺さる話

 ・色々な年齢性別の人がひっそり活躍する話

 ・リアリティを持ちつつも「この世界ではそういうものなの」と断言するエンタメ世界観の構築

 ・文字だけに閉じていない何か

 ・文字・絵・音・映像・WEB・場所・物、色々なものを巻き込んだ何か

 ・懐古主義にならずに、でも古典的でもある何か


 うーん。

「誰もが楽しめる作品」なんて目標にしていないんだけど、

 それが「年齢」や「性別」によって読む人を選んでしまうような作品ではないものが書きたい。

 読む人を選んでしまうとしたら、それは年齢や性別ではなく、「趣味嗜好が違うから」だけっていう、そういうヤツ。


 まだ具体的なものは全然見えていないので、それがどんなものなのかは分かってないんだけどね……


 うーん、なんか本当に明確に整理して言葉にするのが難しいなぁ。


 愚かな大人もいる。賢い大人もいる。嫌な大人もいれば好ましい大人もいる。

 愚かな子供もいる。賢い子供もいる。嫌な子供もいれば好ましい子供もいる。

 愚かな男性もいる。賢い男性もいる。嫌な男性もいれば好ましい男性もいる。

 愚かな女性もいる。賢い女性もいる。嫌な男性もいれば好ましい女性もいる。


 世界観としては「これが私の世界観だからそういうものなんだ!」って言いきりたいけれど、

 登場するキャラがすべて「悪い大人 vs 賢い子供」になったりは嫌だし、逆もそう。

「うるせぇ! 私の世界では手から日本刀生えてくんだよ!」と言い切りたいけれど、

「正義の組織があって、その構成員は13歳~22歳の女性のみor男性のみ」というのは嫌、というか……


 でも、別に群像劇が書きたいワケでもないんだよなぁ。

 ある特定のキャラを中心とした話にしたいけれど、だからといってその周りがある特定の年齢や性別の人間しかいない、という状況にはしたくないっていう感じかな?


 ぶっちゃけ、そんな状況の方が特異なんだよね。

 いや、それが書きたい人もいて、そういう物語があっても全然構わない。

 私と趣味が違うだけだから。

 お互いに不可侵でいればいいだけの話だし。


「特別な現象は起きても、偏りは嫌」って感じなのかなぁ。

 伝わるのか? コレ……


 あと、メディアミックスとまではいかないけれど、一か所で閉じたモノという事に、なんだろう……限界を感じる、ではないな。ええと、息苦しさ? みたいなものを感じる。

 文字は好きだよ。作るのも好き。

 でも、映像も好きなんだ。作るのは上手くないけど。

 でも、音も好きなんだ。作れないけど。

「最初からコミカライズ・映画化を目指す」とは、少し違うんだ。

 違うんだけど……うーん、また表現できないなぁ。


 ほら、コミカライズ・映画化っていうのは、大人とお金の事情が多大に絡んできて、動きも鈍くなるし面倒ごとが増えるじゃん?

 当たり前だけど、ハッキリ線引きされていて「むしろ別物」になる。

 そうじゃない、そうじゃないんだ……

「平行に動く」

 とも少し違うんだ……

 全部同じで、全部混ざってるものがいいんだ。


 幸い、今は個人で何かをするとした時に方法が色々とある時代ですから。


 そういうのを形作るにはどうしたらいいんだろうかって、最近ずっと考えてるんだ。


 あ、できるとは言ってないからね!? やるとも断言してないからね!?

 今は小説本編を止める理由として理想を語っているだけだからね!?


 そういうものを考えた時にね。

 今この作品を今の形でダラダラ続けるのは違うなって思ったんだ。

 だから終わらせるだけなんだ。


 なんでこんな事を思い始めたのかというと、新コロナの影響が大きいかな。

 新コロナのせいで、従来の形式がことごとく壊されてきたし、これからも壊され続ける。

 その事実を見た時に「これって変わらない事なんだ」って漠然と思っていた事が、実はそうではなかったんだと気づかされたワケですよ。

 より一層、色々な事がボーダレスに精神的近距離になりつつも、より明確な物理的距離になっていく。状況が、とても複雑になっていく。


 人と直接会う事が難しくなってきたせいで、ネットやテレビを介して前よりももっと色々な情報が乱れ飛び、情報が営利化・鋭利化してってる。

 大きく世界が変わる状況にきているのに、結局人が気にするのは自分の身近で些末な問題ばっかり。

 でもみんな、実は無意識に気づいてる筈。大きな命や生活に関わる問題に直面させられて、現実逃避しているだって。


 何か今までと違う事をするなら、今なのかなって。


 重ねて言うけど、できる&やる、とは、言って、ないからねっ!!!


 ただ、このままぼんやり歳食って死ぬだけなんだと思っていたら、何か事をするのに適した状況になってきてさ。

 そうしたら、このズルズル続く本編は、いったん横に置いておきたくなった。


 そう、ただそれだけが言いたかった言い訳だ!!!

 長いよっ!!!


 今語った理想が、そのうちただの妄言になる確率99.99%なんだけど、それでも何もせず状況が好転するのを待つのは性に合わなくてね……


 と。

 いうわけで。

 長かった言い訳もここまでね!


 とりあえず、この作品はこれで終了となります!

 本編を完結させられなくて、本当に申し訳ない!

 こういうダメ人間も存在してるんですよ!?

 みんながみんな、完全無欠の人間ではないのです!!


 と、いう事で。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


 知ってました?

 本編合わせると、もうすぐ16万字いくんですよ。

 本1冊分ぐらいですね。

 長っ。


 またどこかで。


 と、いうか。

 エッセイの方は、この作品を始めたから一時中断していた「底辺ITエンジニアの底辺人生のアレとコレとソレ」に戻るだけなんですけどね。


 ハイ!

 だから長いって!!!


 今度こそ、これで終ね。

 長い間、お付き合いいただき、ありがとうございました!


 それでは!!!



 了

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