E53:エタらせたいという甘美な誘惑。
ども。
またもやご無沙汰。
すみません。
いや、どうにもこうにも気分が盛り上がらず。
代りに「エタらせちゃえよ、それも『創作』の一部やぞ」という甘美なる誘惑が頭の片隅からジワジワと侵食していってきます。
やだ怖い。
でも甘い。
ああ、なんて心が楽になる……「途中でやめちゃえよ」という誘惑……
このエッセイを書いているからこそ「いや! そんな事はダメだ! 応援してくださった方々がいるのに愚か者めがッ!!」という自分を律する天使の声が背中を押しているけれど。
それと拮抗する悪魔の
「新しいものに移行しちゃえよ……KACチャレンジカップ2020も終わったんだしさ」
という、声。
ああああ……どうしたらいいんだ。
今、手が止まる理由は分かっている。
私はいつも、作品を書く時は一気にガァーっと書く。
仕事はしていても、頭の中はその作品の事一色で、簡単に言うと「自分のその作品の世界に頭までドップリ浸かっている状態」なんです。
俗な言い方をすると「自作沼にハマってる」状態。
作品のファンが二次元創作に没頭するのと同じような感じかな?
(私は二元創作をした事がないから勘で喋ってます)
KACチャレンジカップ2020は3月のイベントでした。
そこから丸3か月ほど経ってしまい、すっかり熱が冷めてしまった状態なんです。
「イベント」という期間があったからその間は猛烈に頑張ってきたけれど、それが終わってしまって「締め切り」がないので……
自分を律するのは自分しかいない状態になってしまった。
でもね?
私はね?
私に極甘なんだ☆
だから「気分ノらなきゃ書かなきゃいいんだよ☆」ってね。
なっちゃうんだよね!
愚か者めがっ!!
だからお前はいつまで経っても底辺なんだよ! 趣味の世界でも仕事の世界でも!!
環境のせいにして自分の成長を妨げてるのは、誰でもないお前なんだよッ!!!
ハイすみません!!!
……と、いう事で。
再度自分を、自作沼へと引きずり込む為に、色々考えてみました。
前回書いたように、今回この作品については「KACチャレンジカップ2020」がメインであり「書きたくて書きたくて仕方ない作品」ではありませんでした。
だから、拘りもあんまりないし、途中でヤメちゃっても問題ないし、とか思っちゃうんですよ。
で。
「じゃあ書き切る為に、自分の好きなパターンに落とし込んだ方が良い」と前回思ったんですが。
このままだとダメだよなぁ、でもなぁ、と前回からずっと悶々としてました。
実は、まだ「エタらせちゃえば」っていう気持ちが消えたワケじゃないんですよ。
私が作品を書く時は、目的があります。
「自分の萌える作品を書く」以外にも「コンテストに応募する」とかね。
で。
今回のこの作品に限って言えば「KACチャレンジカップに応募する」という目的があったんで、ある意味、もう目標は達成されています。
この時点で、書く為のエネルギーは使い切ってるんですよねー。
完結させる事が目的じゃないから。
それはあくまで「努力目標」だったし。
ただ。
エタらせるとしたら、ちゃんとエタらせる理由が欲しいなー。
「飽きた」も、理由の一つではあるけど。
飽きた……?
いや、飽きたんじゃないんだよなぁ。
「続きを書きたい」と思えないのは「飽きた」からじゃないし。
何かを表現する事自体に、私が飽きる事はないですね。
それが字であれ絵であれ、それが私の原動力であり生きる楽しみでもあるので。
生きる事に飽きた事はない。
ツライと感じる事は多々あるけどね☆(※生き方が下手
今、私がこの作品を「エタらせたい」と思っているのは、単純に「いつまでも終わらない宿題を背負ってる気がする」から。
ただ、その重荷を下ろしたいだけ。
完走して下ろすのか、途中挫折して下ろすのか、その差しか今はありませんねー。
カクヨムやネットの世界を見渡せば、素晴らしい作品を作り上げている凄い人達がゴロゴロいます。
そんな人たちと無意識に比較して「どうせ私はこんな凄い人達とは違うんだから」と思って、さっさと終わらせてしまいたいという気持ちが、もんのすごく強くなる。
あー。あー。さっさと楽になりたいなぁー。
いいじゃーん。
誰にも迷惑かけないしさー。これは趣味で仕事じゃないしー。お金もかかってるわけじゃないしさー。
……とはいえ。
「一度手を付けたものは完結させたい」
という欲もある。
なぁなぁで適当に書いて完結させちゃえばいいのに、私の邪魔な拘りが。
「どうせ書き切るなら、全力を尽くしたい」
とかね。
なんて面倒くさい性格してんだろうか。
エタらせたい。
でも、書き切りたい。
あー。あー。あー。
みんな、こういう時どうしてるんだろうー。
やむを得ない事情で途中で作業が滞ったりした時、どうやって続けてるんだろうー。それか、どうやって「やーめた」とするんだろうー。
取り合えず。
中途半端な状態は私も気持ち悪いので、続きを書くとしましょう。
ここでウダウダしてても時間は有限。
続きを書くには、先ほど言った通り「自作沼へと自分を引きずり込む」必要があります。
よし。
では。
自作沼へと自分を引きずり込もうではないか。
それにはまず。
「ほーら。こんなのがお前好きなんだろー? 萌えるだろー??」っていうものを見せつけないといけないですね。
それには、今の状態では良くありません。
だって、ストーリーそのものに「萌え」要素ないしィー。
他人を沼に引きずり込む為には、対象の人の「萌え」のドストライクを狙わないといけません。
今回、引きずり込む対象は自分ですからね。
存分に自分の「萌えツボ」という名の秘孔を突いて差し上げないといけませんよ。
しかしね。
他人を沼に引きずり込む為には、ただ「萌え」を突きつけるだけではいけないんですよ。
人が「ハマる」状態にする為には、最初は情報過多にしてはいけないんです。
アレもソレもコレも、と盛り込むと、食傷気味になってしまって、途中でお休みが欲しくなってしまいます。
これでは、人は「ハマりません」
人をハメる為には、少しずつ、少しずつ、外堀を埋めていって、気づいた時には底なし沼から脱出できない状態に持ち込むのがベストです。
どこから少しずつ埋めていくべきか。
今簡単なのは、キャラとして固まっている「キヨちゃん」と「
さて。
取り敢えずエタらせるのはいつでもできるので、限界まで頑張って自分を沼にハメる為に。
周りを少しずつ盛り上げていこうではないか。
その為の事を、次以降で考えていこうと思います。
よし、やるぞ。
自分を底なし沼に引きずり込め。
やろう。
できるよ。
ガンバレ自分。
よし!
それでは次!
この勢いを殺さないようにすぐに次行きますよ!!
それでは!
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