E52:全部コロナが悪いんだ

 そう、全部コロナが悪いんです。

 私の根気レベルが貧弱だからじゃありません。違いますったら!


 知ってる方は知ってると思うんですが、私は底辺ITエンジニアです。

 って、タイトルに思いっきり「IT社畜」って入ってるがな。

 ですよね。


 でね?

 このコロナの影響で、WEB関連のお仕事をしているワタクシは、とてつもなく忙しくなったんですよ。

 サイトの需要が急激に高まったからね。

 なのに、テレビつけりゃ『ステイホームで暇な皆様』みたいな言葉がガンガン出てきて、それを見る度に私の精神力がゴリゴリ削れていきました。

 チベットスナギツネみたいな顔して、サーバ監視してましたよホント……


 ド年度末の魔物を退治したと思ったら、コロナ禍。

 予想できなかった事態だったので、年度末で楽になると思っていた私は、体力の限界を4月末ぐらいに設定して動いました。

 で、4月末にGWに休みくっつけて2週間ぐらい休んでやろうと目論んでいたのに……


 いや、普通にGWは仕事してたってば。


 合間合間にこのエッセイとかも更新してましたが、体力尽きて心が崩れてしまう前に、ちょこちょこ精神力回復の為に書いてました。

(それが余計に体力を消耗した理由でもあるんだけど……)


 で。

 やっと緊急事態宣言がなくなったからといって、前のように戻るワケじゃございません。

 だって、3月~5月末まで、通常の仕事が全くできなかったワケですよ?

 つまり、引き続き要望の高い既存WEB保守・サポートと、3月~5月末まで本来やるハズだった新規案件をやってるワケです。


 10万ぐらいじゃ報われねぇわ……


 まぁ、今回のこの事態により不幸中の幸いで、今まで「サイト保守? いらないよね、だって問題なく動いてるし。ハッ(嘲笑」していたところが、アクセス集中であっけなくダウンし、慌てて保守依頼をかけてきております。まいど。


 そんな世知辛い流れに精神力を使い果たした結果、このエッセイ&本編の更新が完全に滞ってしまいました……


 本当に申し訳ない……


 3月は「4月になればきっと落ち着く」

 4月は「5月になればそこそこ落ち着く」

 5月は「6月になれば緊急事態宣言もなくなってちょっと落ち着く」

 6月の今は……「お盆休み、取れるかなぁ(遠い目」

 って感じかな☆


 さて。

 ここまでが愚痴という名の前置き。

 長ッ。


 小説本編の事ですよね。

 すみません。

 これが「エタる」という状況ですね。


 いや、えーと。

 うーん。

 ここまで書いて来て、ちょっと気になる点が出てきてしまっているんですよね。


 主人公・八雲ヤクモくんと、女装男子・キヨちゃんについては、もう完全にキャラが固まったので、いくら時間を空けたところで続きを書こうと思っても問題なく書けるんですが……


 問題は、敵キャラとストーリー展開。


 なんか、おかしい。

「続きを書きたい」にならない。


 まぁ、理由は分かってるんですよ。


 私はいつも作品を書く時は、最後の最後のオチを描写するのを楽しみに書くんです。

 一番書きたいシーンが最後にある。

 それまでは馬ニンジン状態で走るワケです。最後を書くのがご褒美なんです。

 だから、その間は猛烈に書き進められるんです。

 書けば書く程、ご褒美に近づくからね。


 私の最初の作品『数多の誰かの物語』も、各章の最後のシーンを書く為に構築した話です。

『例え、私が──ても、』も、子守オートマトン・刀義トウギの停止シーンとボイスレコーダーのシーンが書きたくて書いたんですし。

『不惑前にして異能バトルに巻き込まれてしまったんですが』も、あのエピローグが書きたくて書いた!!

 それは、KACの短編でも例外ではありません。

 KACだと『伝説の勇者』とか『イプシロン』とか、兎に角全部そうなんです。


 ……あ。例外があった。

 この間書き捨てた作品だ。アレは、オチとか考えずに、ただ書いただけだった……

 ふざけた文章をね……ただ書きたくなっただけなんだよ……


 モウ仕様書ヤ契約書トカ、オ堅イモノバッカリ書イテタラ気ガ狂ウ……


 まぁ、それは置いておいて欲しい。


 で。

 今回のこの作品については、最後のオチに魅力がない。

 というか、量を書く事を重視したので見切り発車したんですよね。

 だから「書きたいオチがあるから書いてる」わけじゃなく。


 今回は馬ニンジンじゃない!!

 目の前にぶら下げられているのは別に好きでもなんでもないものだ!


 だから、続きを書きたい熱が全然湧いてこない。


 これがエタってる理由。

 多分、他の人がエタってしまう理由もそこにあるんじゃないかなぁ。

「自分が書きたいものは書いてしまった」

 もしくは

「書きたいものが具体的に浮かんでないのに見切り発車してしまった」

 とかね。


 エタる事自体って悪い事じゃないって思っています。

 何か動き始める事が大切なんですよ。続ける事も大切ではありますが、まずは能動的に動き出さないと、人生変わりませんから。

 読み手からすると「いや、キリのいいところまで書けや」って話ですが、商業作品でもないのでその義務はないしぃー。(商業だって義務はない)


 でも、色んな人が応援してくださったこの作品&エピソードなので、エタらせたくない。


 じゃあどうすればいいのか。


 そこをずっとここ最近考えていて。

 思いついたのは。

「書きたいオチを今から考えればいいじゃない」

 って事。

 で、そうするとね

「今いる敵キャラには、書きたいオチまで持っていける魅力がない」

 って事に、気づいてしまったんだよー。


 私自身が、いくら敵キャラといっても「書いてて面白い」って思えないと、指が動かないのさー。

(だから最近別の事に逃げ続けていた……)


 と。

 いうワケで。


 本編が凄く中途半端なところで終わっていますが、ストーリーの流れと敵キャラを見直そうと思っています!!


 見直そうと思っています!!!


 まだ、思った段階ですっ!!!


 ほら、だってさ。

 このエッセイはね。

 私の生の思考を垂れ流す為に存在しているからさ。


 ここから、「じゃあ具体的にどう変えていくか」を考えていくよ。

 そうじゃないと、ホントこのままになっちゃうから。

 こんな中途半端なままじゃあ、気持ちよく別作品に取り掛かるとか出来ないし。


 と、いうワケで。

 そろそろボチボチ再開していこうかと目論んでおります。


 前の更新から1か月以上空いてしまっておりますが、

 変わらず暇な時にでもお付き合いください。


 それではッ!!


 じゃあ、サーバメンテ作業に戻るねっ☆

(※実は今、深夜対応の仕事中だった)

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