E50:十一話を書く前にして、キャラをちょっと見直そうと思う。

 ども。

 現在第十一話に向けて、どう話を転がそうか考え中。

 どんなエピソードをブチ込めば、主人公・八雲ヤクモくんと千歳チトセさんの親密度が上がるのか。


 そんな時にね。

 ちょっとそれぞれのビジュアルイメージについて、少し気になった。


 私はキャラが頭の中で動く様子を見ながら書くので、キャラのビジュアルイメージってとっても大切なんです。

 勝手に動くキャラほど、明確なイメージが出来上がっています。

 例えば30コン作品だと、ドS女子・ルリさんとかは、完全にビジュアルイメージが出来上がっていました。

 今回の作品で言うと、キヨちゃんがもう出来上がっているキャラです。


 ただね……

 漫画じゃないけれど、女の子が二人出てくるとした時に、そのキャラたちが外見も似ないような感じにしたいな、と思いまして。


 千歳チトセさんについて、八雲ヤクモが外見描写をしています。


『少し気の強そうな眉毛にランプのオレンジの光を反射して輝く猫目が可愛い。化粧っ気のない肌で少し幼く見えるが、年の頃は俺と同じか少し下ぐらいの十代後半ってところか。兎に角可愛い。可愛さの押し売りみたいな清輝キヨテルと違って、素朴で本当に可愛らしい』


 特に『少し気の強そうな眉毛にランプのオレンジの光を反射して輝く猫目が可愛い』の部分。

 キャラ設定のところでも、千歳チトセさんはそういう「少し気が強そうに見える」といった感じで書いていましたが……


 これ、やめようと思って。


 なんで彼女を猫目の女の子にしようと思ったかっていうと、キヨちゃんが清楚系の方がいいかなって思っていたから。

 清楚系な女の子が二丁拳銃で戦う方が面白いかなって。

 二人とも清楚系にすると、私の頭の中で混乱が生じるから、出来れば正反対にしたかったんだよね。


 でも。

 ストーリーを半分まで進めてきた時に、キヨちゃんの顔造形のイメージが変わってきたんですよ。

 どっちかというと、キヨちゃんの方が猫っぽいあざとい可愛さ。

 千歳チトセさんの方がワンコ的な可愛さかなって。


 これ、私の中で今までの千歳チトセさんの性格がブレてて固まってなくて、書き進めているうちに、性格が固まってきた今前半の彼女に違和感を感じ始めたんですよね。猫目じゃないなって。


 そうそう。

 もともとね。

 千歳チトセさんの立ち位置って、テレビドラマの『JIN−仁−』の綾瀬はるかさんが演じていた「橘咲」なんですよ。

 医者の助手にしようと思った時に、浮かんだのが彼女でした。

 でも、そのままだとマジそのままだと思って。だからなるべく違うキャラになるように頑張ったんだけど……


 もう、最初についたイメージは覆せない、というか。

 最初に抱いたイメージが正解なんだよね。


 だから千歳チトセさんのビジュアルイメージ&性格設定も少し変えます。

 私が千歳チトセさんだと感じる方向のままに書いていこうと思います。

 あ、第四話~第十話までも一緒に直しちゃいますよ。


 ……あ?

 ってことは。

 鞍馬クラマ先生は大沢たかおさんなのかな? 私の中でのイメージって。

 イケメンだ。優しそうだ。うん。もしかしたら、無意識にそうイメージしていたのかもしれない。

 ははっ。


 ちなみに。

 キヨちゃんの顔造形のイメージは、ストーリーテラーの八雲ヤクモくんが詳しく描写しなかったので修正するところはありませんね。服装には言及してて、『あざと可愛い』『可愛さの押し売り』とは言ってるけど。

 だから、私の中のイメージを修正するだけです。ハイ。

(※八雲ヤクモくんからすると、見慣れたキヨちゃんの造形を今更詳しく描写する必要がなかったからだろうな。今考えると)


 さて。

 こうやってビジュアルイメージを修正すれば、きっと勝手にキャラたちが動いてストーリーを展開していってくれるだろう。……そう、願いたい。


 ……正直、一話から十話まで見直してみて、キヨちゃん以外のキャラエピソードが薄いような気がするんだよね。

 特に敵二人は全然まだ。

 これからかもしれないけれど、話の展開として後半に差し掛かってから初めて詳しくエピソードが語られるってどうなんだろう?

 私からすると、最初に思い描いていたストーリー運びとは少し違う感じがするんだよね。


 ……いや、読み手からすると、最初っからそんなに説明的なものをアレコレ詰め込まれても面白くないか。

 これから書く部分で、千歳チトセさんと鞍馬クラマ先生について語ればいいのだろうか。それで、いいのだろうか??


 分からん。

 書いてみないと分からん。


 もう、文字数暴力バトルも終わったし、締め切りに追われる事もないんだから、がぁーっと書いて、都度都度見直して修正していけばいいのか。


 よし。

 それでヨシとして、取り敢えず第十一話を書いていきましょうかね。


 今日は、テレビもTwitterもシャットアウトしています。

 なんだか昨日からずっとイライラしてて、入ってくる情報全てにケチをつけたくなってしまうので。


 こういう日もある。

 こういう時は余計な情報からは離れて、他人の色んな意見に左右されないように自分の世界だけに没頭した方がいい。


 と、いうワケで。

 没頭しますよ。没頭します。没頭です!!


 今日は書くぞー!!

 書くぞー!

 書く……ぞ……


 書けるかな……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る